レブロン・ジェームズ

「もっとレベルアップしなければいけない」

ラプターズ戦に104-113で敗れ、レイカーズの連勝は7で止まった。それでもレブロン・ジェームズは冷静で、主力のカイル・ラウリーやサージ・イバカがケガをしている中で勝った王者の力を称えた。

「今日は相手の方が強いチームだった。ケガ人が多くても昨シーズンの優勝に貢献した選手がいるし、優勝がDNAに刻まれた選手もいる。自分たちも彼らの力を軽視しなかった」

ラプターズは、33-11と圧倒したファストブレイクポイントでレイカーズを翻弄。第4クォーター序盤にも速攻を主体にランを決めてリードを2桁に広げると、追い上げるレイカーズを抑えた。

レブロンは言う。「ラプターズは誰がラインナップにいようと速いテンポでプレーするチームであり、ウチはトランジションに対するディフェンスを改善し続けないといけない。ただ、勝っても負けても、成長できる部分はある。自分たちが力のあるチームなのは分かっているけど、もっとレベルアップしなければいけない」

勝利したラプターズは、パスカル・シアカムが24得点11リバウンド4アシスト3ブロック、フレッド・バンブリートが23得点7リバウンド10アシストを記録。ロンデイ・ホリス・ジェファーソンもベンチから10得点、クリス・ブーシェーもキャリアハイに並ぶ15得点、テレンス・デイビスも13得点で勝利に貢献した。

バンブリートは、試合直後のインタビューで「準備を整え、困難に立ち向かうことこそチームのメンタリティ」と、出場機会を得た控え選手を称えた。

「ウチにはタフな選手が多い。ケガ人のおかげでチャンスを得て、みんながステップアップした。ロンデイ・ホリス・ジェファーソン、テレンス・デイビス、クリス・ブーシェー、マット・トーマスは素晴らしかったよ」