写真=Getty Images

寄付だけでなく、避難生活を続けるファンを激励

ロケッツのジェームズ・ハーデンが、大型ハリケーン『ハービー』により甚大な被害を受けたヒューストンに100万ドル(約1億1000万円)を寄付した。

『KPRC-TV』のアダム・ウェクスラーが、寄付を表明したハーデンの様子をTwitterに投稿した。ハーデンは「この街は自分にとってのホームなんだ」と語る。「(募金活動を続けているNFLテキサンズの)JJ・ワットの活動、僕を助けてくれているシルベスター・ターナー市長にも感謝している。地元に貢献するため100万ドルを寄付する。この街を強くするため、助けが必要な地域のために役立ててもらいたい」

ハーデンは言うまでもなくロケッツのエースであり、ヒューストンを代表するプロアスリート。その彼が個人としては超高額な寄付をしたのは、2012-13シーズンから自分を支えてくれているヒューストンへの思いがあるからだ。

寄付だけでなく、ハーデンは被災者が避難しているジョ-ジ・R・ブラウン・ コンベンション・センターを訪問。避難生活を送るファンを勇気付け、写真撮影にも応じた。

ハーデンは、ロケッツに与えられた役割の大きさを自覚していることだろう。新たな相棒のクリス・ポールも、ホーネッツ(現ペリカンズ)時代の2005年に発生した大型ハリケーン『カトリーナ』の被害で壊滅状態に追いやられたニューオーリンズのために立ち上がった経験がある。ホーネッツは被災者の心の拠りどころになり、ポールはニューオーリンズの象徴として、クリッパーズにトレードされた2011年までチームを引っ張った。今シーズンのハーデンに求められるのも当時のポールと同様の役割で、ロケッツの活躍は被災者にとって前に進む力となる。

ハーデンは、優勝を成し遂げるためにポールの勧誘にも積極的に関与したと言われている。ボールを保持するプレースタイルが似ていることから、2人は噛み合わないという意見もあるが、勝つために何をすべきかはハーデン自身が一番理解しているだろう。

『スーパーチーム』のウォリアーズにとって最大のライバルと目されるロケッツの勝利により街に一体感が生まれれば、長期に渡ると見られる復興の助けになるはずだ。被災地に勇気と活力をもたらすため、ハーデンはコート上で全力を尽くす。