ステフィン・カリー

フリースローも打てず、カリーは途中交代

サンズをホームに迎えたウォリアーズは、第1クォーターに14-43と大量ビハインドを背負い、110-121で敗れた。そして、ウォリアーズにさらに追い打ちをかけるように、エースのステフィン・カリーが負傷するアクシデントに見舞われた。

第3クォーター残り8分31秒、カリーはドライブでペイントエリアに侵入し、アーロン・ベインズからシュートファウルを獲得。だが、空中で体勢を崩し、前のめりになって両手から着地した際、ベインズがその手首の上に倒れこんだ。

カリーはフリースローを打つことができず、そのままロッカールームへと退いた。

ESPNによれば、カリーはMRI検査とCTスキャンをする予定で、必要であれば手術も考えると、GMのボブ・マイヤーは話したという。

昨シーズンのウォリアーズは5人のオールスター選手を擁し、オールスタークインテッドとして注目を浴びた。だが現在は、ケビン・デュラントがネッツへ、デマーカス・カズンズがレイカーズへ移籍し、クレイ・トンプソンは左膝前十字靭帯を断裂のためシーズン全休とロスターが様変わりした。さらにカリーが重傷となれば、残されたオールスター選手はドレイモンド・グリーンのみとなる。

ディアンジェロ・ラッセルがいるとはいえ、新加入選手と新人選手、Gリーグで頭角を現した選手で激戦区の西カンファレンスを勝ち上がるのは困難と言える。5年連続でファイナルに進出しているウォリアーズだが、王朝は崩壊したも同然だ。