写真=Getty Images
超豪華ピックアップゲームでJR・スミスが本領発揮
JR・スミスと聞くと、2016年の優勝決定からしばらく上半身裸のままで過ごしたエピソードを含め、奇行が目立つ存在という印象をNBAファンは抱くかもしれない。だがその実力はNBAでも折り紙つきで、キャバリアーズになくてはならない存在だ。
スミスは、先日ニューヨークでレブロン・ジェームズ、ケビン・デュラント、カーメロ・アンソニーらが参加したことで話題になった超豪華ピックアップゲームにも参加。その現場に居合わせたサンダーのエネス・キャンターは、『Bleacher Report』に対し「ピックアップゲームでJR・スミスを上回るプレーをする選手は見たことがない」とコメント。その理由を聞かれると「本当に自信を持ってプレーしていた」と答えている。
「ステップバックや、ドライブ、フックショットを含めて、クレージーなショットを何本も決めていた。その瞬間みんなで顔を見合わせて『アイツ、今のプレー決めたの?』という感じだったよ」
昨シーズンは右手親指を骨折して12月から数カ月の戦線離脱。復帰後もなかなか本来のプレーが見られず、NBAファイナルでも宿敵ウォリアーズの前に涙を呑んだ。それだけに本人も、並々ならぬ決意を持って新シーズンに臨むつもりなのだろう。トレーニングキャンプ、プレシーズン中のケガさえなければ、開幕からトップレベルのJR・スミスが見られそうだ。