写真=Getty Images
現役トップクラスのパサーが見せた全く新しい『曲芸』
多くのNBA選手を輩出しているケンタッキー大学が年に1度開催しているチャリティゲームで、ペリカンズのラジョン・ロンドが魅せた。
ロンドはケンタッキー大のOBで、同大学で2シーズンを過ごした後に2006年のNBAドラフトにアーリーエントリーし、1巡目21位指名でサンズが交渉権を獲得。トレードされたセルティックスでNBAデビューを飾っている。
このチャリティーゲームにはロンドだけでなく、カール・アンソニー・タウンズとデマーカス・カズンズ、ジャマール・マレーといったケンタッキー大出身の現役NBA選手が数多く出場し、高等テクニックで会場を沸かせた。そのハイライト動画をケンタッキー大がTwitterにアップしている。
You can't fake family. #WeAreUK pic.twitter.com/mFOXoeHglG
— Kentucky Basketball (@KentuckyMBB) 2017年8月26日
様々なスーパープレーが収められているが、群を抜くのがロンドのプレーの数々。36秒あたりのプレーを見てもらいたい。ロンド自身がイージーなダンクかレイアップを決められる体勢だったにもかかわらず、両手で持ったボールを額に持っていき、サッカーのヘディングの要領で軽く上空にトス。これをサンズのエリック・ブレッドソーが掴んでワンハンドダンクを決めた。
誰も目にしたことがないプレーは圧巻の一言に尽きる。来年のダンクコンテストにペリカンズの選手が出場するとしたら、ロンドとのコンビ・ダンクを考えた方が創造性に富んだパフォーマンスを披露できるに違いない。