アイザイア・トーマスへのトレード通告、セルティックス球団社長は「明かすつもりはない」と質問をシャットアウト

アイザイア・トーマスへのトレード通告、セルティックス球団社長は「明かすつもりはない」と質問をシャットアウト

2017/08/24 15:30

写真=Getty Images

故障を抱えるアイザイアだが影響は小さい見込み

22日に決まったカイリー・アービングとのトレードにより、今シーズンからキャバリアーズの一員となったアイザイア・トーマスだが、新天地での開幕戦に出場できるかどうかは分かっていない。昨シーズン中に痛めた股関節をプレーオフで悪化させたトーマスは、オフの間もリハビリを続けている状況だ。

復帰時期は未定だが、それでもトレード成立前の段階では、セルティックス指揮官のブラッド・スティーブンズが「9月に入ってから受ける検査結果で判明する」と話していた。『ESPN』によれば、トーマスのケガは休養とリハビリで完治するとのこと。そしてキャブズも手術は必要ないと考えているという。

今シーズン終了後に現在の契約を満了するため、トーマスにとってはマックス契約を勝ち取ることが次の大きなモチベーションになるはずだが、エースとして2年半もの間セルティックスを引っ張り、クラブへの強い忠誠心を公言してきただけに、まさかのトレードに心を痛めている可能性も否定できない。

アービングの獲得を発表した際、球団社長のダニー・エインジはトーマスにトレードを伝えた時の会話について「明かすつもりはない」とメディアの質問をシャットアウトした。『Boston Herald』の取材にエインジはこう語っている。「どれだけ難しい会話だったかは、想像に任せる。トレードは辛い決断だった。アイザイアは昨シーズンに素晴らしい成績を残し、街全体を盛り上げてくれたんだから……」

2017年のプレーオフ開幕戦前日には妹を交通事故で亡くすアクシデントに見舞われたが、トーマスは悲しみを抱えながらボストンを背負い、チームを東カンファレンス決勝まで導いた。東の決勝で激突したキャブズのNo.1ポイントガードとの交換でライバルチームへ移籍するとは衝撃的な展開だが、これがNBAのビジネスであり、「打倒キャブズ」の気持ちを切り替えるのがプロとしての彼の仕事だ。

今のトーマスは、ケガを治すとともに新天地でのシーズンを戦うためのモチベーションを作っていかなければならない。彼にとって幸いなのは、キャブズが10月17日にクイックンローンズ・アリーナでセルティックスと対戦することだろう。古巣相手の活躍は何よりの『恩返し』になる。カイリー・アービングに負けていないパフォーマンスを見せてボストンのファンに挨拶するためにも、まずは股関節のケガからの早期回復が望まれる。

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