写真=FIBA.com

アイラ・ブラウンとのアリウープも6位にランクイン

オーストラリアの優勝で幕を閉じた男子アジアカップ。フリオ・ラマス新体制で臨んだ男子日本代表は、グループリーグを2位で通過するもベスト8決定戦で韓国に敗れ、早々に大会から去ることになった。それでもFIBAが発表した『アジアカップのトップ10プレー』には、日本代表から2つのプレーが選出されている。

6位に選出されたのは韓国戦で飛び出した、富樫勇樹とアイラ・ブラウンによるアリウープ。

富樫がボールを運び3対3の状況を作り出す。ゴール下のスペースが空いていることに気づいたアイラは、片手を上げ富樫に合図し、ゴール下へパスを要求。富樫はそのタイミングを逃すことなく、アイラのマークマンの頭上を越える絶妙なパスを送る。加速しながらゴールへ飛び込んだアイラは、空中でボールをキャッチし、そのまま強烈なフィニッシュ。一瞬のタイミングを逃さない富樫のパスセンスとアイラの超人的な身体能力から生まれたアリウープだった。

そして、富樫の360°がアジアのベストプレーに選出されている。

韓国戦の第3クォーター残り3分45秒、同点の場面。3ポイントラインのトップの位置から、1歩目のドリブルでディフェンスを抜き去る。スピードに乗った状態のままペイントエリアに侵入した富樫は、相手センターのシュートチェックをかわすべく空中で360度回転。態勢を崩すことなく、しっかりとコントロールされたボールがリングに吸い込まれた。また相手のブロックショットからボールを守るために、左手で相手の腕をガードしているディテールにも注目すべきだ。

まるでフィギュアスケート選手のような美しい360°回転から生まれた、芸術的なドライビングレイアップ。富樫の名前がアジアカップの歴史に刻まれた。