「自分で決めて、前に進んでいる」
セルティックスの生え抜き選手、ジェイレン・ブラウンが代理人と契約したことが話題になっている。
球団との交渉に代理人を挟むのは当たり前のように思われているが、ブラウンはこれまで代理人を雇わないスタイルを貫いてきたからだ。その彼がこのタイミングで代理人と契約した理由は、セルティックスとの延長契約に関する交渉を任せて2019-20シーズンに集中するため。
ブラウンは、代理人との契約に関して、『Boston Globe』に次のように話している。「自分にとってベストな決断をしただけ。話したい話題ではないね。でも、自分で決めて、前に進んでいる」
『Boston Globe』によれば、ブラウンは昨シーズンまでチームメートだったアル・ホーフォードと同じ代理人と契約したという。
幼い頃から『自分のことは自分でやる』、と両親から教育されてきたブラウンは、今まで代理人を必要としなかった。しかし、ルーキー契約を満了後の延長契約ともなれば、条件面を含めた折衝が必要になる。ただでさえ多忙なスケジュールをこなすNBA選手にとって、まもなく開幕という時期に、球団とじっくり話す時間などない。
セルティックスにブラウンと延長契約を結ぶ意思がないという報道もあるが、代理人を雇ったことで交渉に何らかの変化が見られるかどうか、続報を待ちたい。
Kemba Walker (12 PTS, 3 3PM) & Jaylen Brown (10 PTS, 3 AST) pace the 1st half scoring in Boston!#NBAPreseason on @NBATV pic.twitter.com/HJu4TgLc2T
— NBA (@NBA) October 13, 2019