馬場雄大

サンダー戦で17分間プレーできたことが最大の収穫

日本代表の馬場雄大が順当に夢へのステップを踏んでいる。

マーベリックスとエキシビット10契約を結んでいる馬場雄大が昨日、下部組織レジェンズへ同行することが決定した。

エキシビット10契約は開幕前のキャンプ参加を想定した契約形態。契約期間は1年間で下部Gリーグの傘下チームと契約を結び直し、60日連続で所属した場合は、最大5万ドルの報酬を受け取れる。

馬場はマーベリックスでのプレシーズンマッチ3試合に出場。ピストンズ戦、バックス戦ではともに3分間のプレータイムを与えられるも無得点に終わったが、初戦のサンダー戦では17分の出場で7得点2スティールを記録した。

今回の手続きは既定路線と言えるものだが、プレシーズンとはいえNBAの舞台を経験でき、特にサンダー戦で17分間もプレータイムを与えられたことは非常に大きな収穫となった。

そして本日、マーベリックスは馬場のウェーバー手続きを開始した。ウェーバー手続きはGリーグに選手を送るうえで必要な手続きとなり、もしプレシーズンでの馬場のパフォーマンスに関心を示したチームがいた場合は獲得が可能となる。

当面はレジェンズでプレーすることが予想され、Gリーグで結果を残すことが必要となる。キャンプ最終日に行われたルーキーのダンスチャレンジで優勝するなど、バスケ以外でも存在感をアピールしている馬場の動向にますます注目が集まる。