リッキー・ルビオ

「彼がオールスターに選ばれるように、手助けをしたい」

今年のオフにサンズに移籍したリッキー・ルビオは、チームのリーディングスコアラー、デビン・ブッカーの才能に惚れ込んでいる。

ブッカーは、昨シーズン平均26.6得点を記録し、NBA史上5番目に若い22歳と86日で通算5000得点を達成。2017年には史上6人目の1試合70得点を記録し、昨シーズン終盤にも2試合続けて50得点超えを果たした現役トップスコアラーの一人だ。

しかし、低迷期にあるサンズではプレーオフ進出を果たせていない上に、オールスターにも選出されたことがない。それでも、ルビオは「ブッカーは最高のスコアラー」と称えると『The Ringer』に、こう語った。

「彼がどれだけのスコアラーなのか、これまでどれだけ素晴らしい選手だったのかを、これから見ていきたい。そして彼が今シーズンのオールスターに選ばれるように、手助けをしたいと思う」

まだ22歳のブッカーは、天井知らずスコアラーだ。リーグトップクラスの司令塔であるルビオが加わったことで、ブッカーはスコアラーとしての仕事に専念できる。

バックコートでルビオと組んで相乗効果が生まれれば、ブッカーのキャリア初オールスター選出は現実味を帯びてくる。そしてサンズにとっても、2009-10シーズン以来となるプレーオフ進出が見えてくるはずだ。