マイケル・ポーターJr.

2018年のドラフト全体14位指名選手

2018年のドラフト全体14位でナゲッツから指名されたマイケル・ポーターJr.が、ようやくNBAのコートに立つ。

『Denver Post』によれば、ポーターJr.は10月8日に行なわれるトレイルブレイザーズとのプレシーズンゲームに出場する予定で、本人も「明日の試合に出られると思う。やってみせるよ」と語るなど、NBAデビューに集中しているようだ。

ポーターJr.は、ドラフト前にトップ5指名もあり得ると言われていた。しかしミズーリ大に進学後に腰を痛めて手術を受けると、1シーズンで3試合にしか出場できず、全体14位まで指名されなかった。

今年の夏には左膝を痛めてサマーリーグを全休したものの、順調に回復し、ようやく実戦復帰が可能な状態に仕上がった。

球団の期待も大きく、まだ1試合にも出場していないポーターJr.に対して3年目のオプションを行使したと、『The Athletic』が伝えている。

ポーターJr.は、自身の立場を理解しており「すぐに自分が求めるような大きな役割を与えられるとは思っていない」と、チーム公式サイトにコメントした。

「どの選手だって、ゆっくりキャリアを進めていくもの。スパーズでのカワイ(レナード)もそうだった。自分にとって大事なのは、成熟すること。まずは役割を受け入れて、その中で周りより秀でることだね」

トップ5指名候補と言われた才能が、ついにベールを脱ぐ。