203cmながらも4年連続ブロック王に輝く身体能力
琉球ゴールデンキングスはハッサン・マーティンの獲得を発表した。
アメリカ出身のマーティンはロードアイランド大学(NCAA)を卒業したばかりの21歳。先日までオーランドで行われたNBAサマーリーグに参加していた。
インサイドプレーヤーとしては小柄な203cmのマーティンだが、大学時代には平均ブロック数で4年連続1位となり、4年次にはカンファレンスの年間最優秀ディフェンス選手に選出されている。
「高い身体能力(爆発的な跳躍力、強靭な体幹、手足の長さ等々)を活かし、ディフェンス&オフェンスの両面でチームに貢献することが期待される」とクラブはマーティンを説明している。
マーティンは公式ホームページを通し以下のようにコメントしている。
「琉球ゴールデンキングスの一員となる事ができ、とても嬉しく思います。生まれて初めて海を渡り、初めて日本に来ました。今日からは、キングスの勝利の為に全力でプレーします。今から皆さんの前でプレーできる日が待ちきれません。どうぞよろしくお願いします!」
またクラブは「自ら1on1でチャンスをクリエイトするタイプでなはいので、岸本(隆一)選手や古川(孝敏)選手を筆頭に、日本人選手がオフェンスの起点となり、ディフェンシブな外国人選手をどのようにチームオフェンスに絡められるかが鍵になります」と、守備的な選手のオフェンス面での貢献が重要と話している。
「弾けんばかりのエナジーとハッスルがハッサンには期待されます。新卒ですので経験不足は否めませんが、それを上回る期待感を持たせてくれる楽しみな素材です」とクラブからの期待も大きい。
琉球はフレッシュなマーティンを獲得し、千葉の守護神として恐れられたヒルトン・アームストロング、強靭な肉体と跳躍力を武器とするアイラ・ブラウンの強力フロントコート陣のさらなる強化に成功したことになる
今オフに積極補強を敢行しチームが様変わりした琉球に、また新たな武器が備わった。