ニック・ヤング

再び『助っ人』依頼が来る可能性も

フリーエージェントのニック・ヤングが、トレーニングキャンプ前にニックスとネッツの選手、それから同じくフリーエージェントのカーメロ・アンソニーらとのワークアウトに参加していたと、『SLAM』が伝えた。

ヤングはどのチームのトレーニングキャンプにも参加していないが、まだ現役引退は表明していない。

昨年の12月10日、ナゲッツはケガや病気によって最低でも4選手が3試合以上連続で欠場し、その状況が継続しそうな状況下にあるチームのロスター枠を一時的に15名から16名に増やせる救済措置例外条項を行使し、ヤングと契約した。ヤングは4試合に出場して平均2.3得点を記録したが、同例外条項には、欠場者のうち1名でも復帰した場合、ロスター枠が15名に戻るという条件が付いている関係で、ポール・ミルサップの復帰後に解雇された。

今年の6月に34歳になったとはいえ、コンディションさえ整っていれば、3ポイントシュートを得意とする経験豊富なウイングはどのチームでも重宝される存在だ。2019-20シーズン開幕後に負傷者が続出するチームが現れれば、昨年末と同じ形で仕事の依頼が来る可能性もある。

年齢的にも、短期の『助っ人』としてNBAのコートに立つくらいの方が、今のヤングにはちょうど良いのかもしれない。