ステフィン・カリー

「ボールに近い位置にいる方が攻撃を組み立てる」

ウォリアーズのバックコートでデュオを組むステフィン・カリーとディアンジェロ・ラッセルは、互いにボールを持つのを好み、シュートにも優れるなど、プレースタイルに共通点が多い。

早くも注目されている2人のケミストリーに、カリーも可能性を感じている。より良い形で連携を築くため、2人はオフェンス時の『約束事』を作ったことを、カリーが10月2日の練習後に明かした。

「自分たちのポテンシャルは、見てもらえれば分かる。一緒にやっていて楽しいしね。言うまでもないことだけれど、自分はボールを持ってのプレーも、オフ・ザ・ボールでのプレーもできる。それはディアンジェロも一緒。だから、リバウンドを取った方か、ボールに近い位置にいる方が攻撃を組み立てることにした。きっと楽しいプレーになるよ」

「彼のようなボールハンドラーがいてくれれば、きっと楽しい。シューターとしても優れているからね。バックコートでのお互いのプレーだったり、2人でどういうプレーができるかだったり、僕たちのケミストリーはすぐに生まれると思っている」

先発シューティングガードのクレイ・トンプソンが、膝の前十字靭帯断裂により今シーズンの大半を欠場することが濃厚なため、復帰するまではカリー&ラッセル版の『スプラッシュブラザーズ』が、ウォリアーズのオフェンスを牽引する。