徹底したディフェンスで相手にチャンスを与えず完勝
3×3のU23ワールドカップが蘭州市(中国)で開幕した。馬瓜ステファニー、西岡里紗、山本麻衣、永田萌絵の4名からなるU23女子日本代表は、予選グループでウクライナ、フランス、イタリア、トルクメニスタンと対戦する。
初戦の相手はトルクメニスタン。日本は格下の相手を22-4と一蹴した。
山本の2ポイントシュートで先制した日本は、そのまま主導権を握り12-0のランを見せる。目立ったのはディフェンス。西岡がインサイドで相手のイージーシュートを許さず、小柄な山本も含めて1対1でまず抜かれない。ピック&ロールにもスイッチでマークを受け渡してチャンスを作らせず、抜ききれないまま相手が放つシュートもブロックで叩き落した。
守備から攻撃への切り替えも速く、スペーシングを上手く使って山本がドライブしやすい状況をチームで作っていく。トルクメニスタンにとって最も警戒すべきは山本の2ポイントシュートなのだが、それ以前に山本に何度もドライブを決められ、守りどころを見いだせなかった。
他のメンバーに比べて3×3の経験が浅い永田もスピンムーブでシュートまで持っていくなど、東京医療保健大の5人制で見せるオフェンス能力を見せ、デビュー戦としては及第点以上の出来。結局、トルクメニスタンに付け入る隙を与えず、山本の2ポイントシュートで22-4のノックアウト勝利となった。
Yamamoto says sayonara ? #3x3U23 pic.twitter.com/MLgnpCp1Ya
— FIBA3x3 (@FIBA3x3) October 2, 2019