10月にはジャパンゲームで来日、2試合を戦う
ワールドカップでの敗退を受け、NBAのスター選手たちがアメリカ代表でプレーする意欲を取り戻しつつある。もっとも、ワールドカップはそれほどではなくても、スポーツの祭典であるオリンピックはまた別の次元でプレーヤーの興味をかき立てるのかもしれない。ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは「オリンピックにはみんなが行きたがるはず。もちろん、僕もそうだ」と語っている。先日はレイカーズのアンソニー・デイビスもオリンピック出場を明言した。
そしてロケッツのジェームズ・ハーデンも、その意向を言葉にしている。メディアデーの取材対応で『ESPN』に対し、オリンピックについて「美しい日本でプレーすることは僕の目標の一つだ」と語った。
ハーデンはもともとアメリカ代表への思い入れが強く、今夏のワールドカップ出場を回避したこと自体も驚きだった。様々な事情があったのだろうが、国際舞台でプレーしたい、チームUSAに貢献したいというハーデンの気持ちは変わらない。
間もなく迎えるジャパンゲームで、ハーデンはロケッツの一員として来日し、さいたまスーパーアリーナでラプターズとプレシーズンマッチ2試合を戦う。もっとも、これでハーデンの「日本でプレーしたい」という目標が達成されるわけではない。彼自身が「美しい国」と表現する日本でのプレーを今回は楽しみ、そしてオリンピックではその真価を発揮してもらいたい。