「自分のシュートが役に立つとは思っていない」
オフにレイカーズと再契約したジャベール・マギーは、2019-20シーズンの優勝に向け、ディフェンスでチームに貢献しようとしている。
『Spectrum SportsNet』とのインタビューでも「自分が守備のアンカー」とコメントするなど、気合も十分だ。オフの取り組みについても「これまでと変わらずに、力強さを残して、過去最高のシェイプ、最高のコンディションに仕上がるように練習してきた」と語る。
シュートの練習もしているというマギーだが、今シーズンは基本的に守備に専念する意向を固めている。その理由は、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスを中心に、チームには攻撃オプションが揃っているからに他ならない。
「シュートの練習もやってはいるけれど、チームの面子を考えたら、自分のシュートが役に立つとは思っていないよ」
「もちろん、コーチが自分のためのプレーをセットしてくれる時のために準備して、いつだって大丈夫なようにしておくさ。でも、僕は自分の役割を理解しているんだ。このチームで自分がやるべきことは分かっている。守備のアンカーとして、声でディフェンスを引っ張る。ウチの素晴らしい選手のために、適切なポジションを取らないといけないんだ。そのためにも走って、ブロックショットを決めて、今まで通りディフェンスで貢献したい」
マギー、年間最優秀守備選手賞を3度も受賞しているドワイト・ハワード、そしてオールディフェンシブチームに3度選出されたデイビスのフロントコートは、対戦相手にとって厄介でしかない。
昨シーズンはキャリアハイとなる平均12得点を記録したマギーだが、ケガなくシーズンを送れれば、ディフェンスでキャリアベストのパフォーマンスが見られるかもしれない。