バスケ日本代表がワールドカップを終えて帰国、篠山竜青「僕らが伝えるのが責任」

2019/09/10
日本代表
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篠山竜青

「這い上がって頑張ろうという話をしました」

今夜、バスケットボール日本代表がワールドカップを終えて帰国した。

3連敗で1次リーグ突破を果たせず、順位決定戦でも2敗して5戦全敗と期待に応えることはできなかったが、羽田空港では約200人のファンが出迎え、選手たちの働きをねぎらった。

キャプテンを務めた篠山竜青は「日本からたくさんの方々が来てくれて本当に力になりました。こういう結果になりましたが、たくさんの方々が空港に来てくれてうれしかったし、こういう光景が待っているとは想像していなかったので、感激しました」と感謝を語る。

「結果は全敗になったが、2016年のOQT(リオ五輪の世界最終予選)から世界を知って、そこからここまで日本がどれだけ成長できたのかを知る大会になった。この大会を経験したメンバーが次までにしないといけないことはたくさんあります。もっと言うと、5年後やその先の選手に向けて、今回のメンバーが下の世代の選手たち、指導者のみなさんにも僕らが伝えていくことも責任の一つだと思う」と、篠山は大会は終わったが、この経験を伝える任務を自らに課す。

「オリンピックがこれからありますが、それで日本バスケは終わらず、続いていきます。『日本一丸』を掲げていましたが、アンダー代表も含めてすべてのカテゴリーが一丸となって、日本が世界に勝つには何が必要なのか、いろんな面で変えていけないといけない。僕らが言葉や態度で伝えることも仕事です」

さらに篠山は、昨夜、最後の試合となったモンテネグロ戦を終えてのエピソードを披露した。

「最終戦の前夜には選手だけでミーティングをして一人ずつ話をしました。モンテネグロ戦の後も、元気が残っている選手で夕食に行きました。いろんな話をしたが、もっとやれることはあるし、東京オリンピックでは今よりも良い結果を残そうと話しました。僕らは自分や家族のため、日本バスケの将来のためにやらないといけないことがたくさんあります。今回は勝てなかったけど、這い上がって頑張ろうという話をしました」

篠山に限らず、2日ごとの試合が続く大会を終えて、そして未勝利に終わったことで心身ともに疲れ果ててはいたが、すでに気持ちは新しい挑戦へと切り替えられている。