愛弟子ダンカンと共に壇上に立つため、殿堂入り選出を固辞し続けたポポヴィッチ

2019/09/07
NBA&海外
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ティム・ダンカン

ダンカン&ポップのスピーチに注目が集まる

少し先の話だが、2020年のバスケットボール殿堂の式典は、史上最も華やかな舞台になると言われている。

というのも、来年の殿堂入り有資格者にはコービー・ブライアント、ティム・ダンカン、ケビン・ガーネットという、1990年代から2000年代に活躍した元NBAスーパースターが含まれているからだ。

そして、彼らと共に壇上に上がる可能性がある名将の存在も、来年の式典が楽しみな理由の1つ。現在FIBAワールドカップでアメリカ代表を率いているグレッグ・ポポヴィッチも、2020年に殿堂入りを果たすのではないかと見られている。

殿堂入りの有資格を果たすには、いくつか条件がある。指導者の場合、高校、大学、プロレベルで25年以上のコーチ経験があれば有資格を得られる。すでにヘッドコーチとしてスパーズを率いて23年が経ったポポヴィッチは、アシスタントコーチ時代の指導歴も合わせれば、もっと前に殿堂入りを果たしていた可能性があった。

だが、ここでもポポヴィッチは自分の流儀を貫いている。『Boston Globe』によれば、ポポヴィッチは、愛弟子であるダンカンが有資格者になるまで殿堂入りの候補になることを固辞していたという。

レギュラーシーズンとプレーオフでの勝利数の合計でNBA歴代1位の勝利数に達した名将は、共にスパーズ黄金期を築いたダンカンと殿堂入りのステージに立つことを望んだ。

まだ両名が同時に殿堂入りすることが正式に決まっていないため気が早すぎる話ではあるものの、来年の式典では、コービー、ガーネットのスピーチ以上に、師弟関係にあるポポヴィッチとダンカンが何を語るかに注目が集まりそうだ。