バディ・ヒールド

10万ドルを寄付、100万ドルを集める基金調達も開始

キングスのバディ・ヒールドが、超大型ハリケーン『ドリアン』による被害を受けた母国バハマの力になるため、行動を開始した。

壊滅的な被害を受けたバハマでは、すでに死者が20人に達し、これからも増えると予想されている。ヒールドはすぐさま10万ドル(約1060万円)の寄付を公表。そして基金調達サイトを通じて100万ドル(約1億600万円)を集める活動も開始した。

ヒールドは、SNSで次のように発信し、世界中の人たちに協力を仰いでいる。

「みなさんも知っての通り、壊滅的な力を持つハリケーン『ドリアン』によって、僕の母国バハマが大変なダメージを受けている。国のことを思うと辛い。バハマの人たちは強い。でも、この困難を乗り越えるためには、みなさんの力が必要です」

ヒールドが先頭に立って行動を開始したことをきっかけに、おそらくNBAもバハマを支援する活動を始めるだろう。大規模な天災に襲われた地域の復興、住民の心の復興には相当な時間がかかる。キングスのオフェンスリーダーであるヒールドは、10月に開幕する2019-20シーズンで14年ぶりのプレーオフ進出のために力を尽くすことになるが、バハマに少しでも勇気を届けられるよう、いっそう気持ちの入ったパフォーマンスを見せてくれるに違いない。