フィールドゴール成功率7.7%に終わりチームも敗戦

スパーズはサンダーとの開幕戦に104-116で敗れた。スパーズの大黒柱、ビクター・ウェンバンヤマはNBAキャリアで最悪レベルのシュート不振に終わった責任を自ら背負い込んだ。ウェンバンヤマは34分間の出場で12得点、13リバウンド、3アシスト、6ブロックを記録したものの、フィールドゴールはキャリアワーストの13本中1本(成功率7.7%)に留まり、4本放った3ポイントシュートもすべて外した。

試合後、普段のような自由さを持ってプレーできていなかったことを認め「自分の好きなバスケットボールに戻る必要がある」と、彼は語った。「今夜のプレーは僕の好きなスポーツじゃない。躊躇する理由なんてないし、自分らしくない理由もない。僕にとっては単純な話で、楽しめているときこそ良いプレーができるんだ」

ウェンバンヤマはさらに、序盤のシュートミスが試合が進むにつれて自身の判断に影響を与えたと説明した。「普段なら外さないようなシュートをたくさん外してしまい、その後シュートを打つのをやめてしまった。考えすぎていたのかもしれない。本当に必要なのは吹っ切ることで、これ以上やろうとする必要はなく、考えることを減らすべきなんだ」

ウェンバンヤマは昨シーズンに平均25.0得点、11.5リバウンド、3.1ブロックを記録し、フィールドゴール成功率51.2%でMVP投票では3位に入った。だが、今回のフィールドゴール成功率7.7%は、前シーズンにオールNBAファーストチームに選出された選手による開幕戦でのシュート成功率としては史上最低の数字となった。

サンダーはチェット・ホルムグレン、アイザイア・ハーテンシュタイン、そしてルーキーのアダイ・マラがフロントコートで、ゴール付近でのウェンバンヤマのプレーを困難にさせた。それでも、スパーズのミッチ・ジョンソンヘッドコーチは、敗戦の責任をウェンバンヤマ一人に押し付けることはしなかった。

ウェンバンヤマのパフォーマンスについて際立った点があったか問われた際、ジョンソンヘッドコーチは「いや、全員が同じくらい苦戦したと思う。彼のシュート成功率が目立ってしまうのは分かるが、あの試合に関してはチーム全員に原因があった」と答えた。

開幕戦で不名誉なNBA記録を樹立してしまったウェンバンヤマは、そのネガティブなイメージをこれから払拭していく必要がある。