
「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2 グループH」には、中部大学第一(愛知県)を始め各県を代表する強豪チームが揃います。柳川(福岡県)は、福岡大学附属大濠(福岡県)や福岡第一(福岡県)など全国トップレベルの強豪が揃うインターハイの県予選で13年ぶりにベスト4に食い込み、初めて「U18日清食品トップリーグ」への出場を果たしましたが、全7試合を終えて全敗という結果に終わりました。
『全国レベル』という高い厚い壁に何度も阻まれましたが、下を向く選手は一人もいませんでした。試合中には厳しい声を選手に送っていた平田真司コーチも、全日程を終えた今はうれしそうにこう話します。「試合後、帰りのバスの中でも選手たちがずっと会話していました。強くなるために何が必要か。それを自分たちでものすごく考えています」
キャプテンの平田翔大選手は「どのチームも強度が全然違いました」とリーグ戦を振り返ります。そこで分かったのは、日々の練習で「できている」と感じたことも、『全国レベル』で見ればまだまだ足りていなかったことです。
平田選手がそれを痛感したのは、5試合目となる県立長崎工業(長崎県)との試合でした。「速い攻撃の中でも3Pシュートを決める力があり、一対一のディフェンスもとにかく強かったです。それを破るオフェンスの技術も、それに負けないぐらいのディフェンス力も、自分たちには必要です。お手本にすべきチームだと思いました」

韓国からの留学生、ベ ソンジェ選手も、この7試合で様々な経験を積みました。普段は福岡第一の、ペイントエリアで強みを発揮する留学生にどう食らい付くかを意識しますが、このリーグ戦ではひと口に留学生と言っても体格もプレースタイルも様々であることを身をもって経験しました。中部大学第一の留学生はゴール下に構えるだけでなく、外に出ることで作ったスペースにウイングを飛び込ませ、そこにパスを合わせたり、それを警戒すれば3Pシュートを打ってくるなど、自分の動きでチームオフェンスの幅を広げていました。
その多彩さにソンジェ選手は大いに刺激を受けたと言います。「自分よりも大きくてフィジカルが強い相手だったら、もっと外からシュートを打ったり、一度外に引っ張り出して一対一で仕掛けたいです。ディフェンス面ではタフにコンタクトして、嫌がられるような存在を目指したい。まだ課題は多いですが、そういったプレーができる選手になっていきたいです」
ほかにも発見があったと、ソンジェ選手は続けます。「一番の学びは、どのチームも自分から声を出して、ディフェンスのコミュニケーションを取っていたことです。僕たちもしゃべりながらプレーすることが増えて、チーム力がどんどん上がっていくのを感じました」

ソンジェ選手の強みは、そんな自分自身の気付きや周囲からのアドバイスを、すぐにプレーに反映させられるところです。県立佐賀北(佐賀県)との最終戦では、率先して声を出す姿が見られました。まだ2年生で、日本語がスムーズに出ないこともありますが、その彼がチームを引っ張る責任感をコート上で出せるようになったのは大きな成長です。
そんな彼の話を隣で聞いていた平田キャプテンは「もっと殻を破って、自分の意思を発信してほしい」と注文をつけます。そこには後輩への大きな期待が込められていました。
「自分から『こうしてほしい』と伝えることが、チームを上手く回すことに繋がります。もっと自分からコミュニケーションを取って、プレーでもコート外でも引っ張ってくれる選手になってほしいです」
柳川が初めて挑んだ「U18日清食品リーグ2026 ディビジョン2」は、『全国レベル』を様々な形で体験する貴重な機会となりました。一戦ごとに突きつけられる差と向き合い、どうしたら埋められるかを考え、次の試合で試す。その繰り返しが、彼らをたくましく変えています。
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「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2」競技日程
※「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」のチケットについては、チケット概要の通り、ご購入・お申込(中学生以下は無料)を受付しています。JBA LINE公式アカウントを、お友だち追加してチケットをご購入・お申込ください。また、日本中を “沸かす” U18世代国内最高峰の戦いを放送・配信でもご観戦ください。