アルゼンチン代表のルイス・スコラ、通算得点数でワールドカップ歴代2位に浮上

2019/09/03
NBA&海外
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ルイス・スコラ

ナイジェリア戦でチーム最多の23得点

キャリア5回目となるバスケワールドカップに出場しているアルゼンチン代表のルイス・スコラが、FIBAの歴史にその名を刻んだ。

9月3日に行なわれたナイジェリア戦に出場したスコラは、第1クォーター終盤にレイアップシュートをねじ込み、ワールドカップでの通算得点が595点に到達。これは、オーストラリア出身のアンドリュー・ゲイズを抜いて歴代2位の数字となった。この試合でチーム最多の23得点を決めてチームの勝利に貢献したスコラの通算得点は、611点にまで伸びた。

同日『LiveBasketball.tv』の解説者として深センにいたゲイズは、スコラが自身の得点記録を抜いたことを知ると、「スコラはいつだって素晴らしい選手だ。私にとっては寂しい日だが、君にとっては素晴らしい一日だね」と祝福。「ちなみに言っておくと、君は記録更新まで5大会を必要としたのに対して、私は4大会で達成しているんだ」とのジョークを挟んで、「何年もの間、母国の代表チームのために力を尽くしている。君の偉業達成を大変うれしく思う」と、その功績を称えた。

39歳のスコラは、試合後の会見でゲイズからのメッセージ、そして記録について聞かれると、感慨深げにコメントした。

「彼は知らないだろうけれど、1990年にアルゼンチンで開催された世界選手権では、僕はスタンドから彼のプレーを見ていたんだ。僕は彼の大ファンだからね。史上最高の選手の一人だと思うし、そんな人と自分の名前が並ぶなんて光栄なことだよ。自分にとっても大事なことだけど、数週間後にはもっとうれしいんだろうな。今はやるべきことが多くて頭がいっぱいだから。この記録は大事なものだけど、今はチームとしての目標がある。数週間、あるいは数年経ってこの日を振り返った時、きっと『ゲイズの記録を超えたんだ!』と思うようになる」

歴代1位は、ブラジル出身のオスカー・シュミットが記録した906点。シュミットは45歳まで現役を続け、オリンピックでも歴代1位の通算1093点、クラブと代表キャリアを合わせて通算4万9737点という大記録を持つレジェンドだ。

スコラは、シュミットが保持する記録について、「更新は不可能だよ。もし可能性があればチャレンジしたいと思わなくもないけど、やりたくないという気持ちもある。彼は僕にとってのヒーローだから、今の地位にいてもらいたい」と語った。

今も代表の中心としてプレーしている39歳のスコラがアルゼンチンをどこまで引っ張っていけるか、今後の試合も楽しみだ。