
B.LEAGUEユースのチームにとって、「U18日清食品トップリーグ2026」は高校の強豪チームと公式戦で対戦できる数少ない機会です。東京サンロッカーズ U18にとって、この大会は自分たちの現在地を知り、チームとしてさらにレベルアップするための重要な舞台です。
「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2 グループB」の開幕戦で対戦したのは、全国大会でも実績を残している土浦日本大学(茨城県)です。序盤は東京サンロッカーズ U18が強度の高いディフェンスで土浦日本大学に攻めの形を作らせませんでしたが、第1クォーター終盤から土浦日本大学が早いテンポで流れをつかみ、徐々に点差を広げられました。
秋葉真司コーチは、この試合の目的についてこう話します。「このリーグ戦は、自分たちが高体連のチームとやらせてもらえる唯一の公式戦の機会です。だからこそ勝利して自分たちの存在を証明していく、そのベースは昨年から変わりません」
一方で、今年のチームはまだ求める基準に到達していません。「高校の強豪チームに勝つためのスタンダードがまだまだ浸透していない状態です。そこにチーム全員がどれだけ向き合い続けて、結果的に一体となって戦っていける状態を作れるか、そこが一番の目的でした」
この試合で東京サンロッカーズ U18は前からプレッシャーを掛け、相手をスローダウンさせるディフェンスを意識していました。しかし、第2クォーター以降はそのプレッシャーを突破され、そこからのディフェンスローテーションでズレを修正できず、ゴール下まで攻め込まれる場面が見られました。
キャプテンの棚橋康成選手も、その課題を明確に感じています。「相手の強度に負けたというよりは、自分たちのやることができなかった部分が大きいです。切り替えのところで、自分たちが良いディフェンスで相手をスローダウンさせたかったのに、そのディフェンスが簡単に抜かれてしまって、相手の速いペースの中でバスケをされてしまいました」
ただ、秋葉コーチが求めるのはもう一つ上のレベルです。「前からプレッシャーを掛けることで『抜かれてしまって5対4になるのは仕方ない』という前提ではやっていません。相手にとって嫌な間合いを作り、ボールマンが抜きに来るなら下がったり、逆にパスを探しているならば圧を上げていく。そういった駆け引きを練習でもやってきました」
棚橋選手もその難しさをこの試合で感じ取り、次に繋げようとしています。「高校バスケの力強さやスピード感の対応はサンロッカーズだけじゃなく、B.LEAGUEユース全体の課題だと思っています。まずは土浦日本大学くらいまでの力を引き上げる努力をしたいです。それにプラスして、B.LEAGUEユースの強みでもあるバスケIQや構造的な部分、賢いプレーをもっと試合で表現したい。力と構造を掛け算するようなバスケをしていくべきだと思います」
力だけでもなく、構造だけでもない。その両方を掛け合わせたバスケこそ、B.LEAGUEユースが目指すスタイルであり、その先頭を東京サンロッカーズ U18が走っていきたい。棚橋選手の言葉からは、そんな強い覚悟が感じられました。
秋葉コーチも同じことを考えています。「高体連のチームはどちらかと言えば力でねじ伏せてくるスタイルが多いです。そういう意味では、日頃の練習の強度がまだまだ足りないことは受け止めなくてはいけません。そこがある程度近づかないとスマートさを生かしていけないと感じています」
自分たちのスタイルを貫きつつ、課題から目をそむけることなく向き合っていく。「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2」は東京サンロッカーズ U18にとって、自分たちのバスケの基準を明確にするまたとない機会になっています。
「力」と「構造」の両方を磨きながら、東京サンロッカーズ U18は一歩ずつ次のステージへ進んでいきます。
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「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2」競技日程
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「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」放送・配信情報