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出典: B.LEAGUE公式記録(BPM・チームレーティングは昨季・今季ともBasketball-Reference BPM 2.0の手順で算出)
B.PREMIERが開幕して2週、52試合が終わった。スポーツくじWINNERの「優勝予想」は、シーズンを通して各試合の結果や順位の推移に一喜一憂しながらB.PREMIERを楽しめるくじだが、買えるのは本日10月7日(水)18時55分まで。その前に、第2回で示した開幕週13カードの本命・対抗と点差の目安を結果で確認し、開幕前の予測レーティングと2週分の実測を同じ物差しで並べる。開幕週の勝敗的中は26試合中14、点差の目安まで含めた的中は5。4試合を終えて全勝は名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、群馬クレインサンダーズ、広島ドラゴンフライズ、三遠ネオフェニックスの4クラブで、予測3位の仙台89ERSは1勝3敗と出遅れた。この2週の数字をもとに、締切前に本命・対抗・穴に推すクラブを改めて考える。数値は昨季と今季2週分の実測に基づく推定で、結果を保証するものではない。
【表0 開幕週の的中数と的中率】

1. 開幕週の自己採点 ― 本命14/26、◎は6/8
第2回では、昨季データから算出した予測レーティングをもとに、開幕週13カードそれぞれに本命と点差の目安、対抗を示し、数字の信頼度を推定値精度◎○△で表した。その予想結果を確認したのが表1だ。
【表1 開幕週13カードの予想結果を確認】

勝敗だけを見ると、本命が勝ったのは26試合中14試合(53.8%)。点差の目安まで含めると5試合(19.2%)、対抗として挙げた1〜6点差での勝利は3試合(11.5%)だった。本命が2試合とも勝ったカードは13カード中3つ(群馬、名古屋D、三遠)にとどまる。
推定値精度で分けると、傾向ははっきりする。◎の4カード(群馬、仙台、宇都宮ブレックス、名古屋D)は8試合中6試合で本命が勝った。昨季の数字と今季の予測がそろうカードは、狙いどおり信頼度が高かった。○の2カードは、長崎ヴェルカが島根スサノオマジックに2連敗、シーホース三河がレバンガ北海道と1勝1敗で、4試合中1試合。「数字は一方を示すが、今季の変数が大きい」という評価は、変数が大きい側に出た。△の7カードは14試合中7試合で、割れるという見立てどおりの五分だった。
一方で、点差の目安は当たりにくい。群馬はアルティーリ千葉に+2と+32、仙台は秋田ノーザンハピネッツに+26と−2。同じカードでも、2試合の点差は大きく振れる。1試合予想では「勝敗は本命に寄せ、点差は複数の区分に分ける」という第2回の組み合わせの考え方が、開幕週の結果からも現実的だったと言える。
2. 予測レーティングと2週の実測 ― 上振れは広島・三遠、下振れは佐賀・長崎
開幕前の予測レーティングと、開幕2週4試合の実測を同じ物差しで並べたのが表2だ。実測レーティングは、4試合の得失点を100ポゼッションあたりに換算しリード補正を加えた値で、第1回で26クラブの昨季チームレーティングを出したときと同じ算出。第1回と同じく対戦相手の強さは補正していないので、各クラブが対戦した2つの相手を表に併記した。
【表2 開幕前の予測レーティングと開幕2週の実測】

実測の上位は広島+28.8(予測+2.8)、名古屋D+23.0(+15.3)、三河+20.5(+6.7)、三遠+19.7(+3.6)、東京サンロッカーズ+17.4(+2.5)、群馬+16.9(+13.7)。下位は佐賀バルーナーズ−30.9(+3.5)、長崎−24.5(+3.5)、秋田−24.2(−3.4)、大阪エヴェッサ−22.4(+0.3)、川崎ブレイブサンダース−15.8(+1.7)となった。
予測を大きく上回ったのは広島(差分+26.0)、三遠(+16.1)、東京SR(+14.9)、三河(+13.8)、滋賀レイクス(+12.9)。下回ったのは佐賀(−34.4)、長崎(−28.0)、大阪(−22.7)、秋田(−20.8)、川崎(−17.5)、琉球ゴールデンキングス(−15.1)、A千葉(−13.1)、千葉ジェッツ(−12.4)だ。上振れた4クラブのうち広島と三遠には共通点がある。広島は佐賀(0勝4敗)と神戸ストークス、三遠は茨城ロボッツ(0勝4敗)と佐賀と、いずれも開幕2週で下位に沈んだ相手との対戦だった。相手の強さを補正していない数字なので、この点は割り引いて読む必要がある。逆に予測上位で下振れしたのは仙台(−8.6)と琉球(−15.1)。仙台は秋田に1敗したあと北海道に2連敗、琉球は滋賀に26点差で敗れた。
開幕週に2連勝し予測レーティングが上振れした島根は、第2週に名古屋Dに2連敗して2勝2敗。実測+3.7で、予測−0.4との差は+4.1まで縮んだ。開幕週の2試合だけで見えていた「予測を壊したクラブ」は、相手が変わると数字も戻った、というのが2週目の教訓だ。
【表2b 予測と実測の差分サマリー】

B.PREMIER 24クラブ(神戸・信州ブレイブウォリアーズは昨季B2基準のため除く)の差分を集計すると、平均は−2.5、中央値は+1.0。予測レーティングは24クラブ平均が+2.9と、平均0の実測より水準が高いので、差分の平均がマイナスに出るのは主にこの水準差によるもので、全体としての偏りは小さい。一方、平均絶対誤差は12.6、標準偏差は15.1で、差分が±5以内に収まったのは6クラブ、±10を超えたのは13クラブある。開幕週時点(2試合)の値と並べると、標準偏差は16.2から15.1へわずかに縮み、予測上位8と実測上位8の重なりは4クラブから5クラブ(名古屋D、群馬、A東京、三河、三遠)へ、順位相関は0.39から0.40へ。方向は合っているが幅は広い、という構図は2週目でも変わらない。4試合では個々のクラブの値はまだ大きく動く段階で、相手の強さが均される第3週以降に縮まるかを見る。
3. 開幕2週のBPMランキング ― 全選手の上位30人と日本人選手
開幕2週に目立った選手を、BPMで並べる。BPMは出場時間あたりの貢献を100ポゼッションあたりの得失点に換算した指標で、第1回・第2回で使った昨季BPMと同じ手順で、4試合のボックススコアから算出した。対象は出場60分以上(1試合平均15分)の176人。昨季BPMを参考に併記している。
【表5a 開幕2週 BPMランキング(全選手・1〜15位)】

【表5b 開幕2週 BPMランキング(全選手・16〜30位)】

1位は京都のチャールズ・ジャクソン+15.2(昨季+3.1)。4試合で76得点60リバウンド22アシストと、インサイドで量をまとめて積み上げた。2位は東京SRのラウリー・アルキンズ+15.1(+11.5)で、94得点、25リバウンド、18アシスト。3位は滋賀のザック・オーガスト+13.4(+3.6)、4位は琉球のデイビッド・ヌワバ+13.1(+9.8)、5位は広島のドウェイン・エバンス+12.9(+7.6)。以下、島根のニック・ケイ+12.6、宇都宮のトレイ・ケル+12.3、信州のマイク・ダウム+12.1、三遠のジェイク・ヴァン・タバーゲン+11.8、名古屋Dのアーロン・ヘンリー+11.6が上位10に入った。
昨季BPMとの対比で見ると、アルキンズ、ヌワバ、ケル、ダウムは昨季も+9以上で、水準をそのまま持ち込んでいる。ジャクソンとオーガストは昨季+3台からの大幅な上積みで、京都(3勝1敗)と滋賀(2勝2敗)の予測超えの中身がここに出ている。昨季BPM+13.6で26クラブ最高だった群馬のケリー・ブラックシアー・ジュニアは、2週時点では+9.3の19位。群馬の4試合が辛勝続きだったことと重なる。
【表6 開幕2週 BPMランキング(日本人選手・上位10人)】

日本人選手の最上位は富永啓生(北海道)の+11.2で、全体12位。4試合で122得点を挙げ、昨季+3.6から大きく伸ばした。2位は加藤嵩都(名古屋D)+10.0(全体18位、昨季−1.5)、3位は細川一輝(群馬)+8.9(23位、−0.7)、4位は西田優大(三河)+7.3(28位、+1.5)、5位は齋藤拓実(名古屋D)+7.0(29位、+7.3)。以下、佐藤涼成(広島)+5.1、松山駿(川崎)+4.3、竹内公輔(宇都宮)+4.1、佐々木隆成(三遠)+3.9と続く。対象176人のうち日本人選手(帰化選手を除く)は87人で、上位30人に入ったのは富永、加藤、細川、西田、齋藤の5人だった。
数字の読み方には注意がいる。BPMは昨季BPMと同じ手順だが、集計対象が開幕2週4試合であることと、得点の文脈補正の基準が開幕2週のリーグ平均であることが昨季版との違いで、試合数が増えれば順位は動く。昨季BPMは2025-26シーズン通算の値で、今季初参戦の選手は「―」としている。日本人選手のランキングに帰化選手は含めていない。
4. 開幕序盤の結果から、優勝の行方を徹底予想! ― 本命・対抗・穴に推すクラブは?
開幕2週の数字を踏まえ、優勝予想の本命・対抗・穴に推すべきクラブを改めて考察する。第2回時点からの変更は3つ。本命と対抗を入れ替え、穴を長崎から東京SRに変える。
【表3 優勝予想 締切直前の筆頭候補は?!(開幕2週終了時点)】

開幕4試合の結果を踏まえ、当初「対抗」としていた名古屋Dを「本命」に推したい。予測レーティング1位(+15.3)のクラブが4戦全勝、実測+23.0。川崎に2連勝したあと、開幕週に上振れした島根に敵地で2連勝(+12、+10)した。4戦全勝の4クラブのうち、上振れたクラブを相手に勝ち切ったのは名古屋Dだけで、相手の強さを割り引いても数字が残る。アーロン・ヘンリーがBPM全体10位、齋藤拓実と加藤嵩都が日本人上位にいる層の厚さも、4試合を通して崩れなかった。
「対抗」としては、当初「本命」としていた群馬がやはり外せない。4戦全勝で実測+16.9は予測+13.7を上回るが、第2週は茨城(0勝4敗)に+1、+9の辛勝で、名古屋Dとの差で対抗に回す。ケリー・ブラックシアー・ジュニアは昨季BPM+13.6から2週時点+9.3と、まだ昨季の水準には届いていない。HC継続の強みは変わらず、第2回で本命に置いた根拠が崩れたわけではない。
「穴」として推したいクラブは東京SR。3勝1敗、実測+17.4は予測+2.5を14.9上回り、昨季チームレーティング−5.0のクラブとしては最も大きな上積みだ。根拠は中身にある。ラウリー・アルキンズが全選手BPM2位の+15.1(昨季+11.5)で、1人の選手がチームの数字を引き上げている度合いは26クラブで最も高い。開幕週は千葉Jに−5で落としたあと+16で返し、第2週は秋田に+27、+10。相手の千葉Jと秋田はいずれも1勝3敗だが、千葉JはA東京を4度の延長まで追い込み、秋田は開幕週に仙台を破っている。同じ上振れた4クラブでも、広島(佐賀・神戸)や三遠(茨城・佐賀)が0勝4敗のクラブを相手に積み上げた数字と比べると、東京SRの実測は相手の質を割り引く必要が小さい。予測が低かったぶん票が集まりにくく、本命・対抗と比較すると高オッズとなる期待が高まるところ。
第2回で穴とした長崎は開幕2週で0勝4敗、実測−24.5(予測+3.5)と最も大きく下振れしており、候補から外れる。
その他の有力候補は広島、三遠、三河、A東京の4クラブ。広島は4戦全勝で実測+28.8は26クラブ最高、エバンスがBPM全体5位、クリストファー・スミスが11位と得点源も分散しているが、相手は佐賀(0勝4敗)と神戸(1勝3敗)で、上位相手の試合はまだない。三遠も4戦全勝(実測+19.7、予測+3.6)だが相手は茨城(0勝4敗)と佐賀だった。この2クラブは第3週以降の対戦相手で数字の裏付けを確かめる段階にある。三河は3勝1敗で実測+20.5(予測+6.7)、A東京は3勝1敗で+10.2(千葉Jに4度の延長の末+7、翌日+25)。予測で上位だった仙台(1勝3敗、実測+3.6)と琉球(2勝2敗、−6.7)は、2週時点では序列を下げて参考扱いとする。仙台は秋田に1敗したあと北海道に2連敗、琉球は滋賀に26点差で敗れており、予測3位・4位からの下振れが最も大きい2クラブになった。
優勝予想の販売は10月7日(水)18時55分まで(インターネット購入の場合)。
5. 第2週の結果 ― 注目5カード
第2週は26試合中14試合でホームが勝った(開幕週は10試合)。全勝は名古屋D、群馬、広島、三遠の4クラブ、全敗は茨城、長崎、佐賀の3クラブ。千葉J対A東京の第1戦は4度の延長の末に131-138と、今季最多得点の試合になった。
【表4 第2週 注目5カードの結果】

注目していた5カードのうち、優勝予想に直結したのは島根対名古屋Dで、開幕週に上振れした島根に名古屋Dが敵地で2連勝し、本命に上がった。北海道対仙台は北海道が2連勝(+3、+11)し、仙台は1勝3敗に。群馬対茨城は群馬が+1、+9で2連勝したが、全敗の茨城に対する点差としては物足りない。千葉J対A東京はA東京が4度の延長の末に+7、翌日+25で3勝1敗。滋賀対琉球は琉球が+7で先勝したあと、翌日は滋賀が+26と大勝した。
6. 優勝予想は締切直前!最終的に推すクラブは?
開幕2週の数字を整理すると、堅実に行くなら名古屋Dまたは群馬。4戦全勝同士で、予測レーティング1・2位のクラブがどちらも実測でも予測を上回った。穴は東京SRで、全選手BPM2位のアルキンズを軸にした予測からの上積みと、相手の質を割り引く必要が小さい点が根拠。上振れ候補として広島、三遠、三河を挙げておくが、広島と三遠の4戦全勝は下位クラブ相手の数字である点に注意したい。
数値はいずれも実測に基づく推定で、結果を保証するものではない。オッズは票の集まり方で変動する。優勝予想は一口200円から、締切は本日18時55分。
▶ スポーツくじWINNER 優勝予想(10/7 18:55まで)
※スポーツくじWINNERに関する記述はバスケット・カウント独自のものであり、独立行政法人日本スポーツ振興センターとの関連性はございません。
※19歳未満の方の購入又は譲り受けは法律で禁じられています。払戻金も受け取れません。
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出典: B.LEAGUE公式記録(BPM・チームレーティングは昨季・今季ともBasketball-Reference BPM 2.0の手順で算出)