リッキー・ルビオ

17得点9アシスト、チュニジアに快勝スタート

スペイン代表の一員としてバスケワールドカップに出場しているリッキー・ルビオは、チュニジアとの1次リーグ初戦で17得点9アシストを記録し、101-62での勝利に貢献した。

プレーヤー・オブ・ザ・ゲームにも選出されたルビオは、試合後の会見で「今が僕の全盛期だと思う」と話す。

「この夏に良い練習をして心身ともに鍛えてきたし、自信はある。だからこそ、代表でリーダーの一人としてやれている。マルク・ガソルの存在は大きいけれど、彼以外にも優れた選手が集まっていて、経験も豊富だ。代表でのプレーは所属チームでのプレーとは異なるけど、気心知れた仲間とやれるし、国と家族のためにプレーできる。これは大きなことさ」

今大会前には、主に優勝候補のアメリカ代表で辞退者が続出したことが話題になった。この話題についても聞かれたルビオは、慎重に言葉を選びながら返答した。

「難しい質問だね。僕は全員のケースについて知っているわけじゃない。それぞれに理由があってのことだし、全員を同一線上に並べることもできない。自分の国のためにプレーしたいのは当然だけれど、それと同時に自分や、家族のこともある」

「人生はバスケットボールよりも大事で、それは忘れるべきではない。それに、この大会に出場していない選手についてではなく、出場する選手に意識を向けるべき。辞退した選手には、それぞれ理由があるのだから」

白星発進したスペインは、明日プエルトリコと対戦する。