3巡目以降の選手に育成契約制度を自動適用
Bリーグは9月9日、ドラフト制度の改定を発表した。
来年1月28日に開催される第2回ドラフトからは4点の変更が適用される。まず、3巡目以降に指名された選手の年俸がBプレミアの最低年俸に当たる800万円に統一される。ワールドカップやオリンピックなど世界大会の出場経験を持つ選手、NBAを除く海外リーグで2年未満プレーした選手は対象外となり、そもそも3巡目以降での指名が不可となる。
また、3巡目以降の指名選手には、育成を目的としたクラブ側の柔軟な運用を可能にするため、『育成契約選手制度』(ロスターのうち2名を上限に、クラブが選手の合意を得ず期限付移籍を決定できる制度)を自動的に適用する。ただし、これは育成契約選手制度の対象年齢である25歳までに限られる。
さらに、クラブと指名選手は現行ルールの3年間から1年プラスされた最長4年間の複数年契約を締結できるようになる。3年または4年契約を結ぶ場合、選手は全額を年俸として受け取るか、最低年俸800万円を担保した上で、残額を契約金として一括で受け取るかを選択できる。
ドラフト外加入についても変更が行われる。現行のルールではドラフト指名外選手がBワンないしBネクストのクラブからBプレミアへ期限付き移籍でき、実際に島根スサノオマジックがこれを使って横浜エクセレンスの新井翔太を獲得しているが、今後はこの方法でのプレミア加入を制限し、原則としてドラフト経由に一本化する。
第3回からはドラフトの開催時期が前倒しに
2027-28シーズンの第3回ドラフトからは、ドラフトの開催時期も変更される。
大学側からの「ドラフトで指名されなかった選手が、その後の進路を選択するための猶予を確保したい」という意向と、クラブ側の「インカレでのパフォーマンスを見たうえで編成を判断したい」という事情の双方を考慮し、現在の1月開催から前倒しし、インカレ終了後、ウインターカップ開催前となる12月に実施する方針だ。志望届の締め切りとコンバインの開催は11月上旬に設定される予定となっている。
また、BリーグU18で直近2年度以上の登録実績がある選手を対象とする『ユース優先交渉権』にも変更が設けられる。現行ルールではU18退団直後のシーズンからクラブに加入する場合に優先交渉権が設定されていたが、U15とU18の両方をまたいで通算4年度以上在籍した選手がU18退団後に大学などを経由した場合にも優先交渉権が適用される。
