渡邊「日本バスケが大きく前進するかどうかが決まる」
8月31日から開催されるワールドカップへ向け、バスケットボール日本代表が羽田空港から出発した。自力でのワールドカップ出場は実に21年ぶり。来年の東京オリンピック出場もすでに決めており、日本バスケ界の盛り上がりは過去最高潮に達している。
出発に際して羽田空港ではセレモニーが行われた。こうした盛り上がりを実感する渡邊雄太は「日本のバスケット界は大きく変わろうとしています。このワールドカップで日本のバスケットボールが大きく前進するかどうかが決まると思っています。このワールドカップで必ず結果を残して、皆さんに良い報告ができるように」と、強い思いを語った。
また、キャプテンの篠山竜青も「日本バスケットボール協会にはバスケットボールで日本を元気にするというスローガンがあります。それを実現できるように、どんな時もチーム一体となって、日本一丸となって戦ってまいります。これからの日本バスケットボールがもっと発展していけるように最善を尽くして頑張ってきます」と意気込む。
日本は9月1日にトルコと戦い、3日にチェコ、そして5日にアメリカと対戦する。日本はこれまでヨーロッパ勢に勝利したことがなかったが、先日行われた強化試合ではドイツから歴史的勝利を挙げた。
指揮官のフリオ・ラマスが「期待に応えられるような結果を残したい」と、コメントしたように、公式戦でヨーロッパ勢を倒すことができれば、グループリーグ突破も大いにあり得る。日本バスケの夜明けはもうすぐだ。