ドワイト・ハワード

ロールプレーヤーとして新境地を開拓できるか

8月26日、ついにドワイト・ハワードのレイカーズ復帰が正式に発表された。

2012-13シーズン以来となるレイカーズ復帰が決まったとはいえ、当時と今の評価には雲泥の差がある。

2012年のオフにマジックからレイカーズにトレードされた当時は、NBA最強ビッグマンの称号を欲しいままにしていたが、コービー・ブライアント、スティーブ・ナッシュ、パウ・ガソルが揃ったチームは最後まで機能せず、ハワードは1年後、ロケッツに移籍した。

それからのハワードは年々評価を落とし、ホークス、ホーネッツ、ウィザーズを渡り歩き、現在に至っている。そもそも、ハワードのレイカーズ復帰は偶然が重なって実現したもので、元々のプランにはなかった。もしデマーカス・カズンズが左膝前十字靭帯を断裂する重傷を負っていなかったら、球団も検討しなかっただろう。

『ESPN』によれば、ハワードの契約は保証されたものではないという。つまり、もし機能しないと判断されれば即解雇もありえ、彼はその条件を飲んだということだ。

33歳になったハワードは、自分が置かれている立場を理解している。優勝を狙える最後のチャンスにかける気持ちをアシスタントコーチのジェイソン・キッドに訴え、チームメートとなるアンソニー・デイビス、ラジョン・ロンド、ジャベール・マギーも、彼の本気度を確かめた、と伝えられた。

ドラフト1位指名、オールスター選出8回、5度のリバウンド王、3度の最優秀守備選手賞という輝かしい実績を誇るハワードだが、レイカーズではリバウンドとブロックが中心の役割になることを受け入れた。

速いペースが主流の現代NBAでその存在感を発揮し、ロールプレーヤーとしての役割で新境地を開拓できるか。7シーズン前とは違うというところを、パープル&ゴールドのユニフォームを着て証明してもらいたい。