
特別指定選手として島根スサノオマジックに加入した新井翔太は、Bリーグでプレーすることによって多くの経験値を得た。20試合に出場し、平均19分6秒のプレータイムで6.9得点、2.9アシストを記録してトップカテゴリーでも戦えることを証明した。インタビュー前編ではBプレミアで戦いたい気持ちについて語ってもらったが、後編では今シーズンの意気込みについて話を聞いた。
「何事にも楽しみながらチャレンジしていく」
── いよいよBプレミアのシーズンが始まります。今年の島根はどのようなチームになりますか?
昨シーズンと違うところは、オフェンスのペースが圧倒的に上がっていることです。それは自分も含めたガード陣がボールをプッシュするようにコーチから言われていることでもあります。自分をメインに、トランジションオフェンスには一番力を入れています。ディフェンスでは、昨シーズンよりも細かい部分をコーチから指摘されています。ディフェンスのルールは昨シーズンと比べてとても増えました。
── 個人として今シーズンのテーマやポイントはありますか?
昨シーズンはディフェンス面で自分がすごく狙われていたと感じたので、ディフェンスに力を入れています。どれだけペースアップしてオフェンスを高めたとしても、常に安定してディフェンスでプレッシャーをかけていけなければ、試合には出られないと思っているので。
オフェンスでは自分がペースを上げなければいけないとコーチから言われています。そこは徹底してやっていきたいですし、そうなれば自然とアシストも増えてくると思います。ただ、チームが勝つためにアシストもしますが、自分が得点を取ることも必要だと思っています。
──プロに入ると外国籍選手との関係構築も重要になると思います。
自分はあまり話しかけるタイプではなかったですが、向こうから簡単な英語で話しかけてくれたので、すごく馴染みやすかったのを今でも覚えています。
── 英語でのコミュニケーションはいかがでしょうか?
英語をもっと勉強しておけばよかったと本当に思っています。コーチも英語で話すので、どれだけ通訳の方を通しても、自分が少し違ったとらえ方をしてしまう場面がどうしてもありました。英語を習得していたらコーチの言葉をもっとダイレクトに受け止めることができたはずなので、重要な部分ですね。
── 目標についてお聞かせください。新人王は狙っていますか?
Bプレミア初年度は、ルーキーイヤーでもあります。経験値が少ないからこそ考え過ぎず、ルーキーらしく思い切ってやりたいです。何事にも楽しみながらチャレンジしていくことを、今は目標にして取り組んでいます。
新人王という賞がある限りは、しれっと狙っていきます(笑)。ただ、このような賞は結果を出した後についてくるものだと思っています。そこは意識しすぎず、まずはチームを勝たせる選手になって、自分の価値を上げたいということを一番に考えています。
── 最後に、ブースターの皆さんへのメッセージをお願いします。
島根のブースターの方々は本当に熱いと、アウェー会場に行った時に感じます。例えば、広島で試合をした時は、観客の半分以上が島根のブースターなのではないかと思うほどでした。最近の神戸とのプレシーズンゲームでも島根のホームコートのように感じるくらい、青い服を着たブースターの方々が本当に多かったんです。そういう光景を見ると、良いチームに入ることができたと誇らしく思います。
皆さんが駆けつけて送ってくれる声援は本当に力になります。今シーズンも、昨シーズン以上に熱い応援をよろしくお願いします。