自覚していた課題に改めて向き合う
9月開幕の『FIBA女子ワールドカップ2026』に向けた第4次強化合宿を行っている女子日本代表。ウイングの東藤なな子は東京五輪、前回大会、パリ五輪に続く最終メンバー入りを目指して日々トレーニングを行っている。
こだわっているのは細部のブラッシュアップ。「大雑把なところで劇的に成長することはできないと思うので、今の自分の『らしさ』を1つずつ…1つのパスの判断にこだわるとか、そういう細かいところで成長できたら良いなと思っています」と話す。
フィジカルを生かしたディフェンスとキレのあるドライブで頭角を表し、コーリー・ゲインズヘッドコーチ新体制からはポイントガードにも挑戦している東藤が、今シーズンテーマにしているのは3ポイントシュートだという。「代表だけでなくチーム(トヨタ紡織)でも3ポイントで波を作ってしまうので、安定性は意識しています」
東藤がシュートの安定性を作るための一つの指針としているのが、腹部に力を入れる感覚だ。かねてから「(シュート時に)おなかの力が抜けるとシュートの精度が下がる」と自覚していたが、最近、コーチ陣に同じことを指摘されたことで改善を実施。「今は良い感じで打ています」と笑顔を見せた。
8月13日、14日に行われる『三井不動産カップ2026(東京大会)』の韓国戦は、ファンが選手たちの勇姿を見られる本番前最後の試合であり、チームにとっては候補選手14人(WNBAでプレーする山本麻衣を含めると15人)を最終ロスター12人に絞る上で重要な試合でもある。東藤はこの一戦にかける思いを次にのように語ってくれた。
「韓国は当たりが強く身体も強いので、そこに対して自分のタフなディフェンスやペイントアタックが通用するか・しないか、課題を見つけていきたいなと思っています。また、選考に関連した試合である以上、自分の力を最大限に出して、『メンバー入り』というところで後悔のないように終えたいなと思っていますし、自分のプレースタイルを100%出せるように準備したいです」
