Bリーグ

コッターHC「若い選手たちにとって学びの機会になった」

8月2日から10日にわたって渡豪し、オーストラリアプロリーグNBLに所属するサウスイーストメルボルン・フェニックス、メルボルン・ユナイテッドと対戦した『B.LEAGUE UNITED』の活動が終了した。

B.LEAGUE UNITEDは『2030年までにNBA選手を5人輩出』を中期経営計画の目標の一つとして掲げているBリーグが、将来の海外挑戦を視野に入れた若手選手を中心に選抜チームを結成し、活動するプロジェクト。ヘッドコーチにはNBAブルズで6年間アシスタントコーチを務めたダミアン・コッターを招聘。選手の平均年齢は21.7歳で、前回も参加した中村拓人、ドラフト指名を受けた新井楽人や田中流嘉州など総勢11名が参加した。

試合結果はフェニックスに60-113、続くユナイテッドにも68-83と連敗を喫した。勝利を手にすることはできなかったが、コッターヘッドコーチは「多くの選手が試合を通じて修正と適応ができたと思いますし、異なる環境や、異なるプレースタイルを経験でき、とても成功した1週間となりました。若い選手たちにとって非常に価値のある学びの機会になったと思います」と、この遠征を統括した。

キャプテンを務めた中村も「全員がいい部分を出そうとしたプロセス自体がこれから先のキャリアに大事になってくると感じています。勝ち負けよりもそういったところに取り組む姿勢が、それぞれのクラブで生きていくといいなと思っています」と振り返った。

フェニックス戦で12得点を挙げてスコアリングリーダーとなり、コッターヘッドコーチからも活躍を称賛された新井は、Bリーグでプレーするための課題を見つけた。「自分の強みであるドライブとボールマンのディフェンスのところは身長が大きい相手に対してもある程度通用したと思います。一方でドライブした後のキックアウトのパス精度が悪かったところが課題と思っているので、ドライブした時の判断やパスの正確性を高めていきたいです」

選手たちは帰国の途に立ち、今回の遠征で見つかったそれぞれの課題克服に取り組むことになる。学びの機会となったこのプロジェクトを通じて若手選手のさらなる成長に今後も注目していきたい。

【試合結果】
◾️8月6日
B.LEAGUE UNITED 60(13-34、20-28、11-20、16-31)113 サウスイーストメルボルン・フェニックス

◾️8月9日
B.LEAGUE UNITED 68(19-27、24-18、15-14、10-24)83 メルボルン・ユナイテッド