昨シーズンは治療とリハビリに専念
大阪エヴェッサが橋本拓哉と2026-27シーズンの契約を結んだ。
大阪府出身、現在31歳の橋本は188cm88kgのシューティングガード。17歳だった2012年にbjリーグドラフト2巡目指名で大阪に入団し、大学進学などを経て2016年に再入団。日本代表候補にも名を連ねるフランチャイズプレーヤーとして活躍してきた。しかし、アキレス腱断裂により長期離脱を余儀なくされると、2025年1月12日の群馬クレインサンダーズ戦で再度負傷し、3度目のアキレス腱断裂負の診断を受けた。昨シーズンは選手契約を結ばず、大阪は復帰に向けたサポートを継続していた。
橋本はクラブを通じて以下のコメントを発表している。「この1年半は、自分のバスケットボール人生の中で最も苦しく、長い時間でした。3度のアキレス腱断裂により思うように回復しない日々が続く中で、何度も心が折れそうになりました。それでも、『もう一度コートに立ちたい』という気持ちだけは最後まで諦めることができませんでした」
「まだ復帰への道のりは途中です。今は一日一日の積み重ねを大切にし、焦らず、着実にコンディションを上げていきたいと思っています。その期待と覚悟を、必ずプレーで返せるよう全力を尽くします。再び大阪のコートで皆さんの前に立ち、勝利に貢献できる日を楽しみにしています。2026-27シーズンも、大阪エヴェッサへの熱い応援をよろしくお願いいたします」
今野翔太ゼネラルマネージャーもこのようにコメントしている。
「橋本選手はこれまで3度のアキレス腱断裂という、アスリートにとって想像を絶する壁に直面してきました。複数回の断裂に伴い、昨シーズンは治療とリハビリにすべてを捧げたため、コート上でその姿をお見せできず、苦しく孤独な時間を耐え抜いてきました。負傷以降、本人とコミニュケーションを重ねる中、挫けそうになる場面を何度も見てきました。それでも諦めなかった、彼のバスケットボールへの想いが実り、現在は経過も非常に良好で、主治医から競技への復帰には許可を得るまでに至っています」
「正直に申し上げれば、1年半に及ぶ実戦へのブランクから、現時点ではコートに立てるという確約はありません。筋力トレーニングや試合感覚の調整など、段階的にコンディションを作るところからですので、9月末のリーグ開幕からチームへの完全合流までには時間がかかると思います。ロスターの貴重な1枠を橋本選手に託すことについて、さまざまなご意見があることは十分承知しています。しかし、橋本選手は大阪エヴェッサの歴史を築いてきた選手の一人であり、その経験、実力、そして何より『何度でも立ち上がる強い意志』は、チームにとってかけがえのない価値だと考えています。彼が再びコートで躍動する可能性が少しでもあるならば、クラブとして、GMとして、その可能性に賭けたい。それが私の強い決意です」
◾️大阪の契約状況(8月5日時点)
【新規】セバスチャン・サイズ(A東京から移籍)、ソン ギョチャン(海外クラブから移籍)、ジェイムズ・パルマー・ジュニア(海外クラブから移籍)、橋本拓哉
【継続】青木保憲、坂本聖芽、高橋快成、植松義也、竹内譲次、合田怜、木下誠、牧隼利、ヴォーディミル・ゲルン、藤田弘輝ヘッドコーチ
【退団】レイ・パークスジュニア(茨城に移籍)、ライアン・ルーサー、マット・ボンズ(川崎に移籍)、鈴木達也(奈良に移籍)
