写真=Getty Images

地元に愛されるヘイワード、去就に関して近く決断を下す

ゴードン・ヘイワードは、ジャズとの契約最終年を破棄してフリーエージェントになる見込み。移籍先としては、バトラー大学時代の恩師ブラッド・スティーブンスが指揮官を務めるセルティックスが有力とされている。

フリーエージェント選手との交渉が解禁される7月1日以降、まずはヒートとの交渉に臨むとの報道も出ているが、7年プレーしたソルトレイクのファンは、生え抜きエースの残留を強く願っている。ソルトレイクのトゥーイル中学校に通う生徒たちは、エースの残留を望む気持ちを手紙に託し、ヘイワードへと送った。それを妻のロビンさんがInstagramに投稿。画像は後に削除されたが、『KSL.com』のジャズ番記者アンディ・ラーセンが、保存していた手紙の画像をTwitterに投稿した。

手書きの手紙の山の一番手前にある一通は、同校の国語教師からのもので、こう綴られている。

ゴードン・ヘイワード様。

私はユタのトゥーイル中学校で国語を教えている教師です。この封筒には、手書きの手紙が同封されていることにお気づきかと思います。この手紙は、8学年と9学年(日本での中学3年生、高校1年生に相当)が書いたもので、生徒たちは、あなたがジャズとの契約を更新するかどうか決断する時期を迎えているという報道を耳にしています。生徒たちの手紙を読んでもらえれば、あなたの決断が彼らにとってどれほど大きな意味を持っているか、理解していただけるでしょう(もちろん、他のジャズファンにとっても)。そして、生徒たちの手紙は説得力のある内容だと感じてもらえると思います

生徒たちの手紙に目を通してくれて、ありがとうございます。そして、これまでジャズのために貢献してくれたことに感謝しています。将来に関する決断を心待ちにしています。

毎シーズン成長し続け、2017年には自身初のオールスターゲーム出場も果たした。地元ファンからの残留要望に目を通したヘイワードは、伸び盛りのジャズと再契約を結ぶか、東の強豪セルティックス、ヒート、あるいは他チームへの移籍を決断するのか、近日中に答えを出すことになる。