Bリーグ

プレミアは3000万以下までの超過が許容

Bリーグは7月14日に開催された理事会後のメディアブリーフィングにて、今秋より始まる『B.革新』に向けた新たな競技レギュレーションを公開。選手の登録期間やサラリーキャップの運用、ドラフト外選手の取り扱いなど10項目が決定した。

これまで「レギュラーシーズンの3/4終了時」と設定されていた選手の登録期限は、6月の理事会で、Bプレミアは「レギュラーシーズン最終節のエントリー期日」、Bワン、Bネクストは「レギュラーシーズン3/4終了時」と決議された。しかし今回の理事会で再審議となり、全カテゴリー「レギュラーシーズン最終節のエントリー期日」で統一することに。これにより、ポストシーズンを含めたシーズン終盤まで積極的な補強や選手の入れ替えが可能となる。

期限付移籍(レンタル移籍)に関わる選手報酬の計上方法も変更された。新ルールでは、選手がクラブに所属した日数に応じて報酬を按分し、移籍元・移籍先それぞれのサラリーキャップに算入される。ただし、移籍先クラブが移籍元の原契約を上回る報酬を支払う場合の増額分は移籍先に全額計上される仕組みになる。

また、翌2027-28シーズンは、戦力均衡に過大な影響が生じない範囲でのサラリーキャップのバッファ(限定的ソフトキャップ)が採用される。

これは故意ではない少額の計算間違いや監査時の判定間違いで、即座に降格などの厳罰が下ることへの担当者のプレッシャーを軽減することを目的とする措置で、「今シーズン実際に超過したクラブがあったのか」と質問を受けた島田慎二チェアマンはこれを否定している。Bプレミアは3000万円、Bワンは1500万円以下の範囲内であれば、超過額に対して100%のサラリーキャップペナルティを課すことで制裁が免除される。

同シーズンのサラリーキャップ計上時に適用される為替レートは、2025-26シーズンの終値平均を踏まえ、1ドル154.43円、1ユーロ180.68円で決定している。

さらに、前シーズンのドラフトで指名されなかった選手が、Bプレミア所属のクラブへ期限付移籍する際の要件が新たに設定された。今年1月に行われた初のドラフトでは、指名漏れした新井翔太が島根スサノオマジックで特別指定選手として活躍し、今シーズンはBワンの横浜エクセレンスからの期限付移籍(移籍期間は非公表)という形で島根でプレーするということが決まっている。

今回の理事会では、「プレミア所属クラブがドラフト指名外で期限付移籍した選手と翌シーズンの契約継続を希望する場合、当該選手はその年のドラフトに参加しなけばいけない」という既存の規程に加え、新たに3つの要件を設定。プレミアに移籍できるのはBワンないしBネクストのリーグ戦試合数の半数を消化した以降とし、報酬は月額66.7万円で固定、契約金やインセンティブの支払いを不可とし、囲み込み防止を強化した。