イゾジェ・ウチェとの『京都精華対決』にも期待
NCAA1部のバージニア工科大女子バスケットボール部は、昨シーズンまでWリーグトヨタ紡織サンシャインラビッツに所属していたディマロ・ジェシカの入学を発表した。
身長188cmのジェシカは京都精華学園のインサイドの要として、ウインターカップなど数々のタイトル獲得に貢献。2023-24シーズン途中にアーリーエントリーでトヨタ紡織に入団すると、翌シーズンには平均14.1得点、リーグ1位の15.3リバウンドを記録し、新人王を受賞。昨シーズンも平均11.5得点、9.5リバウンドと中心選手として活躍していた。
ジェシカの入学するバージニア工科大は、過去6年間のうち5度に渡ってNCAAトーナメントに出場。2023年にはトーナメント準決勝まで勝ち進むなど近年、安定した成績を残している。また、京都精華の先輩であるイゾジェ・ウチェがプレーするシラキュース大と同じACCカンファレンスに所属している。
ウチェはシャンソン化粧品シャンソンVマジックを経て昨シーズン、シラキュース大に加入し、平均15.6得点、9.2リバウンドでカンファレンス新人王を受賞。新シーズンは中心選手としての活躍が期待されており、ウチェとジェシカの京都精華マッチアップも実現しそうだ。
また、ウチェ、ジェシカの京都精華の後輩であるユサフ・ボランレは、同校からWリーグを経ずにNCAA1部のブリガムヤング大に進学。昨シーズンは平均5.4得点、5.0リバウンドとローテーション入りしており、2年目のブレイクが楽しみだ。京都精華以外にも、武庫川女子大からミシシッピ州立大に進んだフェイバー・ヌワエドジは昨シーズン平均12.2得点、10.0リバウンドを記録。4年生となる今シーズンもインサイドの軸として活躍が期待される。
上記の4名はともに英語が公用語となっているナイジェリア出身で、アメリカでのプレーでコミュニケーションに不安はない。そして恵まれたサイズと身体能力に加え、日本で基礎と規律を叩き込まれていることで、NCAAでの評価を高めている。ジェシカが新たな成功例となれば、「日本経由でNCAAへ進む」というキャリアパスは今後さらに広がっていく可能性を秘めている。
