入団会見で雪辱を誓う「この機会を最大限に活用したい」
2015年のドラフト全体2位でレイカーズに指名され、『ポスト・コービー』時代の中心選手として期待されたディアンジェロ・ラッセル。しかしこの夏、レイカーズはロンゾ・ボールに将来を託すことを決断。ドラフトを前にラッセル、高額年俸選手だったティモフェイ・モズゴフとのトレードで、ネッツからブルック・ロペスを獲得した。
それなりの結果を残していたという自負のあるラッセルにとっては手痛い『敗北』である。追い打ちをかけるように球団社長のマジック・ジョンソンは、ボールの入団会見でラッセルのトレードに関して「チームにはリーダーが必要だった」と説明。つまりマジックは、ラッセルにリーダーとしての資質が欠けていたことを暗に示した。
これを受け、6月26日にネッツの入団会見に出席したラッセルは「彼らレイカーズの言うことは自分にはコントロールできない。もう過去の話で、自分は今ここにいる。ただ、マジックの発言は明らかに見当違いだよ」と反論している。
やはりマジックの発言が癇に障ったのだろう。新天地での意気込みを聞かれたラッセルは、こうも語った。「どのポジションだろうと、この機会を精一杯生かす。それが僕のやり方だし、リーダーとしてチームを引っ張ってみせる」
「これはテストのようなもので、楽しみにしている。皆さんも僕のリーダーシップに疑問を抱いているだろうから、この機会を最大限に活用したい」
長らく低迷するネッツを再び勝てるチームに転じさせられれば、これまでの批判も払拭されるだろう。心機一転して来シーズンに臨むラッセルのプレー、そしてリーダーシップに注目したい。
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— Brooklyn Nets (@BrooklynNets) 2017年6月26日