ニューヨークのファンから強く支持されるポルジンギス、ホームアリーナの近くに「トレード反対」のデジタル広告が登場

ニューヨークのファンから強く支持されるポルジンギス、ホームアリーナの近くに「トレード反対」のデジタル広告が登場

2017/06/27

写真=Getty Images

ドラフトまでに決着がつかなかった泥沼劇の結末は?

巷では、ニックスが先週行なわれたNBAドラフトまでに、チームとの関係が悪化しているクリスタプス・ポルジンギスを含むトレードを成立させるのではないかと噂されていた。しかしニックスは動かず、今年のドラフトでは全体8位でフランス出身のフランク・ニリキナを指名。球団社長のフィル・ジャクソンは、自身が強く推奨する『トライアングル・オフェンス』にフィットする選手を集め、再建プランを推し進めようとしている。

ニックスのファンが望むのは円満な解決だが、ここまで球団とポルジンギスとの関係が悪化してしまった以上、2つの選択肢からどちらかを選ばなければいけない。ポルジンギスを放出するか、ジャクソンが辞任するか──。

今のところ後者になる可能性は極めて低く、ジャクソンはポルジンギスを含むトレード案を受け入れる用意があると公言している。

2015年のドラフト全体4位で指名された際には、ニックスファンから「こいつは誰だ?」という意味のブーイングを浴びたものの、今では大多数のファンが「ポルジンギスこそニックスの未来」と考えるようになった。辛辣で知られるニューヨークのファンの思いを代弁するかのように、カルチャー情報などを紹介している『Cycle』が、ニックス本拠地の『聖地』マディソン・スクエア・ガーデン近くのビルに、ポルジンギスのトレードを反対するデジタル広告を打った。

大きな文字で『Don't Trade Porzingis』(ポルジンギスをトレードするな)と書かれた広告の下部には、「私たちはポルジンギスの関係者ではありません。ただ、彼にニックスに残ってもらいたいだけです」と書かれてある。

ポルジンギスの兄で代理人を務めるヤニス・ポルジンギスは、ジャクソンがトレードの可能性を示唆した後、本人はニックスに残りたいと考えていると代弁した。

東の古豪セルティックスは再建に成功し、今ではレブロン・ジェームズを擁するキャバリアーズの対抗馬に成長した。NBA全体のバランスを考えれば、もう一つの古豪ニックスの復活が待ち望まれている。

すべてのニックスファンが、ポルジンギス残留を望んでいる。果たしてファンの声は、ジャクソンの心に届くのだろうか。

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