富樫勇樹

「8番以外、できれば2番を買ってくださーい」

8月12日、日本vsニュージーランドの国際強化試合が終わった直後、千葉ポートアリーナに出店した日本代表公式ライセンスの物販ブースに富樫勇樹がサプライズ登場した。

試合終了直後、アリーナから出る通路に面したブースに、地元である千葉ジェッツの看板選手が登場したとあって、ファンが殺到。アンダーアーマーが試合会場限定で販売するオーセンティックユニフォームを購入した人には富樫が直接サインする、即席のサイン会となった。

その富樫はワールドカップ出場を懸けたアジア予選で大活躍。先発ポイントガードとして持ち味であるスピードと得点力を存分に発揮し、予選突破の大きな力となった。しかし、7月下旬の代表合宿中に右手第4中手骨を骨折。全治2カ月でワールドカップ出場は叶わなくなり、代表チームから離れることになった。この日のニュージーランド戦では見事な快勝を収めたものの、「富樫がいれば」というシーンはこれから何度も出てくるに違いない。

ブースに立った富樫は、ケガについて「日常生活は問題なく送れています」とのこと。食事も右手で箸を使って食べているそうだ。ブースでは八村塁のユニフォームが売れていると聞き「8番以外、できれば2番を買ってくださーい(笑)」とファンに呼び掛けて販売協力した。

Akatsuki Fiveのユニホームをサプライしているアンダーアーマーによれば、この日のオーセンティックユニフォームの選手別販売数は以下のとおり。富樫は代表チームから離れているにもかかわらず、『手売り効果』で驚きの2位となった。

1位 八村塁
2位 富樫勇樹
3位 比江島慎
4位 渡邊雄太
5位 馬場雄大
6位 篠山竜青
7位 竹内譲次

8月22日、24日、25日に日本代表の試合が行われるさいたまスーパーアリーナでも、日本代表公式ライセンスの物販ブースではネームナンバー入りのオーセンティックユニフォームが数量限定で販売される。