RJ・バレット

「自分がやっていることを知らせる必要はない」

2019年のドラフト全体3位でニックスから指名されたRJ・バレットは、球団の新たな顔として期待されている。

デューク大出身のバレットは、大学での昨シーズンに平均22.6得点を記録し、フィニッシャーとして高く評価されている。チームメートで、今年のドラフト1位ルーキー、ザイオン・ウィリアムソンが「キラー」と称賛する選手だが、サマーリーグでは持ち味を十分に発揮できなかった。

本人も、『SNY TV』とのインタビューで「サマーリーグではレイアップを外し過ぎた」とコメント。次のレベルに到達するには、フィニッシュを含め、あらゆる部分においてレベルアップする必要があると自覚している。

NBAレベルで活躍するには、身体を大きくする必要があるという意見もある。無論、それは大半のルーキーに当てはまることで、バレットも時間をかけてプロ仕様の肉体を作っていかなければならない。

現代のNBA選手やトレーナーは、ソーシャルメディアにトレーニングの動画や画像を投稿する傾向がある。だがバレットは、個人練習の様子を公開していない。

8月11日に行なわれたルーキーフォトシュートに参加したバレットは、『MSG Networks』に、その理由を語った。

「周りに自分がやっていることを知らせる必要はないからね。そういうことは一度もやったことがないし、自分のままであり続けるよ。僕のワークアウトは非公開で、誰も知らない。コートでの自分を見てもらいたい。そういうことさ」

ベールに包まれた練習の成果は、10月のプレシーズンゲームでハッキリする。