昨シーズン開幕前に負った前十字靭帯断裂から復帰
昨年のプレシーズンゲームで右ひざ前十字靭帯を断裂する重傷を負ったスパーズのデジャンテ・マレーが、復帰に向け本格的な練習を再開させた。
マレーは、スパーズの練習施設で、先日アシスタントコーチ就任が発表されたティム・ダンカンらと練習する画像をInstagramに投稿。ダンカン以外にも、レジェンドのマヌ・ジノビリも姿を見せるなど、スパーズは一丸となってマレーの復帰をサポートしている。
マレーは、仲間たちへの感謝をこう綴っている。
「自分を支えてくれた神様、トレーニングスタッフ、チームドクター、コーチ、チームメート、家族、友人に御礼を言いたい。今日、医師とスパーズのスタッフから、制限なしで練習する許可をもらえた。これで、100%の状態でトレーニングキャンプに臨むことができる」
「前十字靭帯を断裂したこと、手術を受けたことが、まるで昨日のように感じる。ハードワークのおかげで、ここまで来ることができた。この8カ月、週に6日トレーニングしてきた。そして、復帰の妨げになるような雑音をブロックして努力してきた。チームの優勝に貢献したいし、偉大な選手になるという個人としての目標も達成したい」
「ケガに苦しみ、気持ちが落ち込んで、諦めたい気持ちになっているアスリートのみんなに伝えたい。命が取られるようなことではないし、それが自分を強くしてくれる。練習しよう。自分にしかできない練習をするんだ。誰の責任でもないのだから」
完全復活が近いマレーには、昨シーズン全休した悔しさをコート上で晴らしてもらいたい。