リラードとデローザンに続きラブも出場を取りやめ
ワールドカップに参戦するアメリカ代表は、トレーニングキャンプ開始を前に候補選手が次々と参加を取りやめている。先週はアンソニー・デイビスやジェームズ・ハーデンが、そして直近ではデイミアン・リラード、デマー・デローザン、そしてケビン・ラブも出場辞退を表明した。
昨シーズンのラブはケガの影響もあり、わずか22試合の出場に留まった。所属するキャバリアーズも低迷したことで、新シーズンの準備に専念したい気持ちは理解できる。
今回のラブの辞退により、代表候補20名のうち9選手が出場を辞退することとなったが、NBAでの活動を優先し、ワールドカップを辞退することは決して珍しいことではない。1.5軍クラスのチーム編成でも、総合力の高さは群を抜いている。だが、2004年のアテネオリンピックでは主力選手の欠場が相次ぎ、若手主体のチーム編成となった結果、金メダル獲得を逃している。
アメリカが優勝候補であることは間違いないが、他国に足元をすくわれないよう、チームケミストリーを構築していく必要はある。