Bリーグ開幕節の『BEST of TOUGH SHOT Weekly TOP5 presented by G-SHOCK』が発表された。選出された5つの得点シーンを振り返る。

第5位 宇都直輝(富山vs北海道)
サム・ウィラードのスクリーンを使いズレを作ろうとするも、桜井良太のディフェンスがそれを許さない。それでも宇都は桜井に並ばれながらも強引にリングへアタック。その積極性が桜井のファウルを誘い、さらにはゴールも沈めた。この3点プレーで同点とし、ホーム開幕ゲームでの逆転勝利を呼び込んだ。

第4位 ハッサン・マーティン(琉球vsSR渋谷)
アイラ・ブラウンがシュートを放ったと同時にリバウンドに向かうマーティン。ペイントエリアにはSR渋谷の選手が4人いたが、ボールウォッチャーになっている隙に完璧なタイミングでリングに飛び込む。203cmと外国籍選手としてはそこまで身長は高くないが、抜群の跳躍力でオフェンスリバウンドをもぎ取り、すぐさまダンクをぶちかました。

第3位 多嶋朝飛(富山vs北海道)
第3クォーター終了間際に決めた、多嶋のコースト・トゥ・コースト。ディフェンスリバウンドを取り、加速しながら富山ゴールへと向かう多嶋。3人に囲まれるも、スピードとドリブルのつきどころを前にすることで突破する。ファウルを受けて身体が前に流れながらワンステップでの難しいフィニッシュに。それでも左手でフックシュートのような形になりながらもシュートをねじ込み、バスケット・カウントを完成させた。

第2位 アイラ・ブラウン(琉球vsSR渋谷)
アイラの豪快なプットバックダンク。マーティンがミドルシュートを放ったのと同時にゴールへ走り出すアイラ。213cmのロバート・サクレがジャンプした時にはすでに最高到達点に達しており、ボールを押し込んだ。驚異的なジャンプ力を持つアイラならではの身長差20cmをモノともしないプレー。

第1位 ジャスティン・バーレル(川崎vs名古屋D)
第4クォーター残り8秒、1点ビハインドでの名古屋Dのスローインの場面で、ローポストでボールを受けたバーレルとジョシュ・デービスとの1on1。川崎のディフェンスがインサイドに寄っているのを確認したバーレルは、インサイドを攻めるのではなく、フェイドアウェイシュートを選択した。ターンでデービスとの距離を取り、後ろに流れながら放ったボールは、キレイな放物線を描きリングに吸い込まれた。この得点が決勝点となり、名古屋Dは開幕戦でアップセットを成し遂げた。