現代スタイルに対応するために減量
3年ぶりのNBA復帰を目指し、先日ラスベガスでのワークアウトを行なったアマレ・スタウダマイアーは、今年の11月で37歳を迎える。それでも、肉体管理に余念はなく、現在もグッドシェイプを維持している。
現在のハイペース、スピーディーなスタイルが主流のNBAに対応できるように、プロキャリアで最も体重を絞ったと、『MSG Network』の番組に出演した際に明かした。
「体重をこれまでで一番軽い107kgまで絞った。それに身体もできる限り強くできた。理学療法とフィジカルトレーニングに関しても、すべてのワークアウトやエクササイズを一つひとつしっかり分析するレベルにまで到達した。そのおかげで身体の状態は最高だよ」
NBAキャリア14年で平均18.9得点、7.8リバウンドを記録したスタウダマイアーのNBA復帰が叶うとすれば、若い選手が多いチームになる可能性が高い。彼は、自身のリーダーシップについても自信を持っている。
「若い選手が多いチームも結構ある。選手は、練習方法、プロフェッショナルのなんたるか、素晴らしい選手になる方法を学んでいくもの。リーダーシップというものは、プレーオフ進出レベルから優勝を狙えるチームに至るまで大事なものなんだ。そういう意味でも、僕は色々と力になれる。それに選手としても、まだまだやれる。どういう形であっても、チームが必要とする形で貢献できる」
全盛期のような支配的なプレーが見られる可能性は高くないが、若手の多いチームに自らの経験を伝えることは可能だ。果たして、スタウダマイアーにチャンスを与えるNBAチームは現れるだろうか。