海外リーグからのオファーを検討か?
ブリガムヤング大学最終年度にはNCAAディビジョン1の得点王に輝いたジマー・フレデットは、NBA定着という目標を達成するため、ウォリアーズからサマーリーグに出場することを決めた。しかし、ラスベガスでのサマーリーグ開幕を前に、彼はチームを離れた。
『The Mercury News』によれば、フレデットは今後サマーリーグの試合には出場しない旨をウォリアーズに伝えたという。その理由は、起用法やプレータイムに関するものではなく、海外リーグから届いたオファーを検討するためと見られている。
ウォリアーズはサクラメントでキングスが主催したカリフォルニア・クラシックリーグに参加し、フレデットは2試合に出場して平均9.5得点、3.5リバウンドを記録した。
#GLeagueAlum @jimmerfredette ???@BYUbasketball ↗️ @wcknicks ➡️ @warriors #NBASummer pic.twitter.com/gtc1fCEC9d
— NBA G League (@nbagleague) 2019年7月2日
サマーリーグでウォリアーズの指揮を執るアーロン・マイルズは、フレデットの決断に驚きを隠せなかったが、次のようにコメントし、理解を示している。
「素晴らしいリーダーシップを発揮してくれた。彼には感謝しているし、これからも上手くいくことを願っている。何があったのか知らないが、彼はまだやれる。ただ、彼と家族にとってベストな判断を下すべきだとも思う」
2011年のドラフト全体10位でバックスから指名されたフレデットは、キングス、ブルズ、ペリカンズ、スパーズ、ニックスを渡り歩いたが定位置を確保できず、活躍の場を中国に移した。
2016年に中国リーグで1試合73得点をマークしたフレデットは、今年3月にサンズと契約。昨シーズン終了まで6試合に出場し、平均10.8分のプレータイムを得て3.7得点、1.2リバウンド、1.3アシストを記録した。
若手の中に混じってインパクトを残せるか注目されていたが、フレデットはNBA以外のリーグでキャリアを続けることを決めたようだ。