Bリーグ5月第3週の『BEST of TOUGH SHOT Weekly TOP5 presented by G-SHOCK』が発表された。選出された5つの得点シーンを振り返る。

第5位 トレント・プレイステッド(川崎vsA東京)
ギャレットのぺネトレイトを警戒する川崎は、5人の意識がギャレットに向いてしまう。プレイステッドは、ギャレットのドライブで川崎ディフェンスが前のめりになったのと同時にリングにアタック。それを確認したギャレットと、プレイステッドによる近距離アリウープ。

第4位 金丸晃輔(栃木vs三河)
桜木ジェイアールは金丸に手渡しでパスを送ることで、自然な流れでスクリーンをかける。マークに付く渡邉裕規はそのズレにより、勢い余って金丸にシュートファウルを犯してしまった。ファウルを受けながらも3ポイントシュートを沈め、ボーナススローも決めた金丸の4点プレー。ハイタッチしたファンにとっては値千金!

第3位 ジェフ・エアーズ(川崎vsA東京)
第4クォーター残り14秒、A東京2点ビハインドの場面。ギャレットが篠山竜青とのミスマッチを突くポストプレーを敢行。ライアン・スパングラーがそのヘルプに向かったため、マークマンのエアーズがノーマークに。フリーとなったエアーズが放った3ポイントシュートがネットを揺らし、土壇場で逆転。このシュートが決勝点となりA東京が第2戦を制し、1勝1敗のタイに持ち込んだ。

第2位 ライアン・スパングラー(川崎vsA東京)
スパングラーの強みである、高さと機動力から生まれたプレー。竹内譲次のレイアップを豪快にブロックしたスパングラーは、すぐさまオフェンスに参加するため走り出す。竹内の戻りよりも早くフロントコートにたどり着くと、右手を挙げてボールを要求。確実にタップシュートを決めた。もうワンテンポでもパスを送るのが遅かったら竹内にカットされていた可能性が高く、瞬時の判断でパスを出した辻直人の隠れたファインプレーも光る。

第1位 ライアン・ロシター(栃木vs三河)
栃木対三河の第3戦、同点で迎えた後半ラスト5.9秒の場面。ジェフ・ギブスがトップのポジションでボールを受けると、古川孝敏がギャビン・エドワーズにダウンスクリーンをかける。スクリーンによりマークを外したロシターは、フリースローライン付近でボールを受けリングにアタック。後手を踏んだエドワーズは懸命に手を伸ばすもわずかに届かず、ロシターは勝負を決めるレイアップを沈めた。極限状態でのプレーでありながら、ロシターはエドワーズの高いブロックを計算に入れ、フック気味にシュートを放っている。様々な要素が詰まったセットプレーでファイナル進出を決めた一発が、文句なしの1位に。