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ラブはラプターズとの第5戦で25得点、第6戦で20得点と復調

ラプターズとの東カンファレンス決勝を4勝2敗で制し、2年連続のファイナル進出を決めたキャバリアーズ。プレーオフの戦いにおいて、今シリーズ最も調子の波が激しかったのがケビン・ラブだ。

ホーム開催となった第1戦、第2戦では、フィールドゴール成功率50%以上をマークしたものの、敵地開催となった第3戦と第4戦では11.1%、28.6%と一転してブレーキに。連敗した2試合の第4クォーターはベンチに下げられた。

ラブは以前からメンタルの弱さを指摘されることが多く、再び精神的なスランプに陥ってしまったと危惧されたが、ホームに戻って行なわれた第5戦、ラブは再びシュートタッチを取り戻し、フィールドゴール10本中8本を成功させ、25得点で勝利に貢献した。

実は、第5戦の前日、ラブはチームメートのチャニング・フライからの電話を受け、「NBAのプレーオフに免疫ができている選手なんていない。こういうことはよくある。それでも、俺たちが勝つためにはお前が戦い続けないといけないんだ」と励まされたそうだ。

ラブは言う。「もっとアグレッシブにプレーするよう言われた。僕を信じ、声を掛け続けてくれた彼には本当に感謝しているよ」

5月27日、敵地エア・カナダ・センターで行なわれたラプターズとの第6戦、ラブは4本の3ポイントシュートを含む20得点12リバウンドを記録し、113-87での勝利に貢献した。

1年前はセルティックスとの1回戦で肩を脱臼し、その後のシリーズを全休。ファイナルで必死に戦うチームの力になれず、唇を噛む思いをした。キャリア初のファイナル進出を果たした今年のプレーオフ、球団史上初のNBA優勝を果たすには、ラブの活躍は欠かせない。