MVPはモンガ バンザ ジョエルと大脇晴
12月14日、全日本大学バスケットボール選手権(インカレ)の男女決勝、3位決定戦が大田区総合体育館(東京都大田区)にて行われた。男子は白鷗大が2年ぶり3回目、女子は東京医療保健大が3年ぶり7回目の優勝を飾った。
男子決勝は関東大学リーグ優勝の早稲田大と同3位の白鷗大が対戦。第1クォーターこそ21-29と超オフェンシブなスタイルで知られる早稲田のペースだったが、第2クォーターは白鷗大の真骨頂であるディフェンスが進化を発揮しつつ、自チームも境アリームやモンガ バンザ ジョエルらの得点が伸び、32得点と早稲田を上回るハイスコアを記録。同大の網野友雄コーチは準決勝後「決勝は80点台の勝負にしたい」と話していたが、101-83という予想外のハイスコアゲームで優勝を飾った。
女子決勝は、昨年のインカレ決勝で4度のオーバータイムを戦った東京医療保健大と白鷗大の頂上決戦。序盤から激しい点の取り合いが繰り広げられ、第4クォーター残り5分まで1点差という大激戦となった。しかし東京医療保健大はここからフォワードの大脇晴とセンターのロー ジョバがゴール下を果敢に攻め立てて点差を広げ、残り1分、佐々木凜がバスケット・カウントワンスローを沈めて3点ビハインドとした白鷗大をしのいで今シーズン無敗のまま大学バスケのシーズンを終えた。
3位決定戦は、男子は日本経済大が東海大を下して九州学連最高位となるインカレ3位入賞。女子は筑波大が早稲田大を下した。

◆12月14日の試合結果
【男子】
3位決定戦
日本経済大 69(21-9、16-23、17-11、15-18)61 東海大
決勝
白鷗大 101(21-29、32-14、21-29、27-11)83 早稲田大
【女子】
3位決定戦
筑波大 67(19-21、15-14、15-11、18-6)52 早稲田大
女子決勝
東京医療保健大76(29-25、16-12、13-20、18-16)73 白鷗大
◆最終結果
【男子】
優勝:白鷗大
準優勝:早稲田大
3位:日本経済大
4位:東海大
最優秀賞:モンガ バンザ ジョエル(白鷗大)
敢闘賞:岩屋頼(早稲田大)
優秀選手賞:佐古竜誠、内藤晴樹(白鷗大)、三浦健一、松本秦(早稲田大)
得点王:松本秦
3ポイント王:松本秦
リバウンド王:モンガ バンザ ジョエル
アシスト王:下山瑛司(早稲田大)
MIP賞:三浦健一(早稲田大)
最優秀監督賞:網野友雄(白鷗大)
【女子】
優勝:東京医療保健大
準優勝:白鷗大
3位:筑波大
4位:早稲田大
最優秀賞:大脇晴(東京医療保健大)
敢闘賞:池田凜(白鷗大)
優秀選手賞:ロー ジョバ、絈野夏海(東京医療保健大学)佐坂光咲(白鷗大)
得点王:大脇晴
3ポイント王:高木美波(白鷗大)
リバウンド王:アダム アフォディヤ(白鷗大)
アシスト王:池田凛
MIP賞:五十嵐羽琉(東京医療保健大)
最優秀監督賞:恩塚亨(東京医療保健大)
