「福岡の人たちにプロバスケットボールの面白さを」
ライジングゼファーフクオカは今日、城宝匡史と契約を更新したことを発表した。
bjリーグ屈指の日本人スコアラーとして存在感を発揮してきた城宝は、長らくプレーした富山グラウジーズを2017年夏に離れ、新潟アルビレックスBBへと移籍。それでもケガに悩まされて本来のプレーを発揮できず、昨夏にB1昇格を果たした福岡へと加入した。
今シーズンは序盤から結果が出ず、指揮官交代もあってチームは方向性が定まらずに苦しんだ。それでも富山で一緒だったボブ・ナッシュが指揮を執るようになると城宝中心のバスケを展開するようになり、城宝も期待に応えて2桁得点を連発。チームが初勝利を挙げた京都ハンナリーズ戦では18得点、また古巣の新潟との初対戦では25得点を挙げて勝利に貢献するなど、その得点力を存分に発揮した。また今年2月には個人通算8000得点を記録している。
結局、チームはシーズンを戦い終える前に、B1ライセンスを取得することができずに降格が決定。多くの選手がチームを去る中、城宝は残留を決断した。
「B1でまたプレー出来るように勝ちにこだわり戦い抜き、福岡の人たちにプロバスケットボールの面白さをもっと知ってもらえるように、高いレベルのプレーを続け努力をしていきたいと思います。みんなで良いチームを作り上げていくべく、自分自身もコミットしていきます」と、クラブを通してコメントを発表している。