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怒りを忘れず、プレーオフ不発のジェニングスを痛烈批判
今シーズン限りで現役を引退したポール・ピアースは、自身のラストゲーム直後に受けた批判を決して忘れていない。ジャズとの西カンファレンス1回戦、第7戦に敗れた時点でクリッパーズの、そしてピアースのシーズンが終了した。この時、ウィザーズのブランドン・ジェニングスは、「1つだけリングを持っていたって、『お別れツアー』をしてもらえるわけではない」とTwitterに投稿。
度が過ぎたと思ったのか、ジェニングスは直後このメッセージを消去し、その2日後には「NBAで19年もプレーするなんてすごい! 『The Truth』に敬礼」と、態度を180度変えた。
しかし、その『The Truth』の怒りは収まらなかった。『ESPN』の番組に出演した際、ジェニングスに向けて次のように語った。「あいつはストリートバスケを続けるべきだ。今年のプレーオフでのパフォーマンスを見たら、年中どこかの『4丁目』でやっていてもおかしくはないね」
シーズン終盤になってウィザーズに移籍したジェニングスは、レギュラーシーズン25試合に主にシックスマンとして出場し、1試合平均3.5得点、4.7アシストを記録。だがプレーオフに入り失速し、特にアシストは1.8に減少するなど散々な出来だった。
ピアースのコメントをファンから伝え聞いたのか、ジェニングスはTwitterに「全員がコービーのような愛され方で終われるわけではないからね! つまり、彼はそれだけ『お別れツアー』をしてもらいたかったんだろうね」というメッセージを投稿した。
ピアースに怒りを買った最初の投稿と比べればマイルドな内容だが、『口は災いの元』とは、まさにこのこと。4丁目でプレーする必要はないが、感情のままにSNSで投稿すると、ロクなことはないと学ぶべきだろう。